| 2026年4月スタート |
アントレプレナーシップ養成プログラムは、将来的に起業を志す学生に、アントレプレナーとして必要な知識・ノウハウ、マインドを身につける機会と経験を提供する、経営学部 経営学科「現代経営コース」所属生(2025年度以降入学者)限定のプログラムです。要件を満たした学生が2年次から所属します。
2年次に開講される「ビジネスプラン」で、ゼロからビジネスを創出するために必要な知識を学び、ビジネスモデル策定と事業計画化に挑戦。さらに、第一線で活躍する起業家や経営者をゲスト講師として、経験談の披露、アドバイスやグループ討議を通して起業のためのエッセンスを学ぶ演習形式の科目を開講します。
アントレプレナーに関わる必要な知識を中心に、実際に学生自身が起業することを想定した履修モデルを設定しています。経営学部で開講される専門科目を段階的・選択的に学習することで起業マインドを醸成し、社会における自分のあり方や困難に対峙する力を習得することをめざします。
ビジネスコンテストヘの参加を念頭に置き、商品・サービスを開発していきます。キャンパスベンチャーグランプリを中心に、多彩なビジネスコンテストを視野に入れて、本プログラムの仲間とともに取り組みます。
経営学部ではアントレプレナーシップ(起業家精神)を、「新たなビジネスの機会を見出し、リスクに挑みながら事業を創り上げるための能力・知識・マインドセット」と定義しています。グローバル化、AIの進展、少子高齢化など、社会構造の変化が加速する中、自ら課題に向き合い、行動し、解決へ導く力が、強く求められています。
これは、起業をめざす人だけのものではありません。企業の組織内での挑戦や、事業承継といった多様なキャリアにおいても、社会でいきいきと活躍し、未来を切り拓くための基盤となる重要な力です。
こうした力を本気で育てるために、建学理念「進一層(Forward Forever)」に基づき、アントレプレナーシップを体系的に学べる「アントレプレナーシップ養成プログラム(Entrepreneurship Development Program)」を創設しました。
私は、途上国の人や障がいを持つ人がつくった商品を企画・販売する会社を起業し、運営しています。もともと私は、将来の目標が見つからない大学生でした。在学中、東経大の留学制度を活用してイギリスに1年間留学した時、フェアトレード※という仕組みに出会い、興味を持ちました。帰国後、東経大にはフェアトレード研究の第一人者である先生がいらっしゃることに気づき、その先生の授業を聴講して刺激を受けたことが、今の仕事の源流となっています。大学時代の行動は未来につながります。
何を学ぶか、課外ではどんなことに取り組むのかで、その後の学び方が変わってきます。興味のアンテナを大きく張って、思い通りの道を切り拓いてください。
※途上国の商品を適正な価格で継続的に購買する仕組み
2025年8月16日に「アントレプレナーシップ養成プログラム創設記念カンファレンス」が開催され、3人のアントレプレナーが新しいビジネスを創造するのに必要なモノをテーマにパネルディスカッションを行いました。詳細はこちら