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コミュニケーション学部
Interview 01

菅野 沙彩

  • コミュニケーション学部 コミュニケーション学科 3年
  • 福島・私立日本大学東北高等学校 出身

 
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アイディアを出すことの自由さと面白さ、そして奥深さを学び
クリエイティブな舞台で活躍したい

子どもの頃からマンガが好きで、中学生のときにマンガ雑誌のイベントに参加した際、編集者という仕事があることを知り、情報を発信するメディアという仕事に興味を持ちました。高校生になって、メディア系を学べる大学を探していた私に、先生が教えてくれた大学が東経大です。調べてみるとメディアに関する授業やゼミが充実しているうえに、メディア工房などの施設もあることから、ここしかない!と思い進学しました。
入学後は、メディアの基礎から学ぶことができました。現代メディア史では、鉄道から新聞、ラジオなど、毎回さまざまなメディアの成り立ちや歴史的背景を学びました。過去の貴重な映像作品を見る機会も多く、後々自分で映像作品を作るうえで参考にし、表現の幅を広げることに役立っています。
またコンテンツ産業論では、キャラクター産業やゲーム産業で使われているコンテンツビジネスについて、実際の企業を例に学ぶことができました。例えば「くまモン」がどういう意図でどのように作られ、展開されたのかといったテーマの授業もあり、もともとマンガやキャラクターが好きな私は、その背景を知り知識を深めることができました。
今所属しているゼミは、大岩先生のひとと違う考えをカタチにできるようになる、ためのゼミで、いろいろなトピックでクリエイティブな作業を経験しています。例えば、「ラジオのCMを作る」という課題が出ると、ラジオCMとはどんなものがあるかをチームで調べて、次の授業までに自分たちで実際にラジオCMを作り、発表します。その作業自体も楽しいですが、同じ課題でも自分では思いつかないようなアイディアを他の人が出してくるのを見ると、アイディアの自由さ、面白さ、奥深さを実感することができます。この他にも「センスが良いとはどういうことか?それを定義して証明してください」とか「太宰治の小説の続編を、太宰治になりきって書いてください」といった、今まで考えたこともない課題が出されます。そのため、日ごろからいろいろなものにアンテナを張って、視野を広げ、それをもとに自分で考える習慣がつきました。コミュニケーション学部は、本当に幅広い領域を学べる学部なので、大学に入ってからたくさんのことを学び、そのなかから好きなことを見つけて自分に合った選択肢を選べるのがいいところだと思います。私は、イベントやホビーを扱う業界に進みたいと考えていますが、どのような職に就いたとしても、誰かに面白いと思ってもらえるようなアイディアを生み出し続けられる人になりたいと思っています。