東経大に入学して1年次から2年次は特に英語に力を入れました。グローバルキャリアプログラム(GCP)に所属し、オーストラリアの大学に留学。シドニーの現地企業でインターンシップも体験しながら、語学力アップをめざしました。留学はとても貴重な体験でした。現地では誰も助けてくれません。漫然としていたら、あっという間に留学先での滞在期間が過ぎてしまいます。限られた時間を有効に活用するには自分から行動する必要があると考えクラブ活動にも挑戦しました。現地の人との接触を積極的に図り英語を学び、そのときにできた友達とは、今でも交流があります。このときの体験が、失敗を恐れず行動することの大切さを教えてくれました。
2年間しっかり語学を学んで、英語で日常会話ができるようになったので、3年次からはより専門的な経済学を学びたいと考え、活動が盛んなことで有名な石川雅也先生のゼミに所属。
ゼミに所属してすぐに、学外レポートコンテストである日経STOCKリーグに参加するチームのリーダーに立候補したのは、留学で学んだチャレンジ精神があったからかもしれません。日経STOCKリーグのレポート作成は、別のレポートコンテストが終わってすぐに始まるので、気持ちの切り替えが上手くできず、チームの学生の士気もバラバラでした。そこで対面での打ち合わせを定期的に行い、それぞれのやるべきことを議論し、それぞれの強みを生かした役割分担を実現することで、みんなの意欲を向上させることに成功。先行研究の活用や実地調査など、新しい試みもしながら、なんとか入選を果たすことができました。留学で学んだチャレンジ精神と、ゼミで学んだチームワークは、社会人になっても大きな武器となると思います。