総合教育演習
早尾 貴紀 教授ゼミ
#移民・難民 #レイシズム #第三世界 #映画
映画を素材とし、映画論も読みながら、世界の移民や難民、民族的な差別、植民地支配とそれに対する抵抗などを勉強するゼミです。映画は、世界的な大衆文化として消費されたり、貴重なドキュメンタリーとして記録を残したりするなかで、近現代社会を色濃く映し出してきました。また同時に、たくさんの鋭い映画論も書き継がれています。
ただ漫然と鑑賞するのではなく、映画論から批評的視点を学び、また自ら批評する言葉を獲得すること。そして作品を深く楽しむために、歴史や背景を調べること。そうすると、映画は何倍も楽しむこともできますし、世界を深く知ることができます。
ここ数年でも、世界は大きな民族紛争が相次いでいます。また日本社会でも、難民受け入れをめぐり論争が起こり、労働者不足を移民で補うようになりつつあります。学生時代にそうした問題について多くの知識・視点を知り、そして現象を深掘りする鋭さを身につけましょう。
民族紛争/社会思想史/パレスチナ・イスラエル
世界政治論