久木田重和本学名誉教授が、2021年7月8日に享年78歳で亡くなられました。久木田先生は、九州大学で会計学を学び、1971年4月に本学経営学部に着任されています。久木田先生のご研究の関心は、時代的な背景もあり、時価主義会計、さらにはその時価主義会計の一形態を取り入れた、オランダ取替価値会計にありました。オランダの世界的な企業である、フィリップス社の会計実践の変遷を丹念に渉猟され研究を進め、『東京経大学会誌 経営学』に多くのご論稿を発表なさっています。このような久木田先生のご研究の系譜は、国際会計研究の一つの道標になると考えます。ここに、久木田先生の遺徳を偲びつつ3名の先生方をお迎えし、変容する国際会計研究について、そのあゆみを一歩進めるシンポジウムを企画いたしました。
久木田 重和
東京経済大学名誉教授(元学長)、2021年7月8日逝去、78歳。九州大学経済学研究科博士課程単位取得満期退学、東京経済大学専任講師、助教授を経て教授。この間1978年4月より1979年7月までオランダ・エラスムス大学にてオランダ取替価値会計の研究に従事。専門は、国際会計(オランダ会計)、財務会計、簿記。
※終了いたしました。
日 時 | 6月18日(土) 13:30~16:30(受付13:00) |
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会 場 | 東京経済大学 大倉喜八郎 進一層館ホール ※お車での来場はご遠慮ください。 |
定 員 | 160名 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 事前申込制。本学公式サイトよりお申し込みください。 (電話受け付けは行いません) ※受付返信メールが参加証となります。 |
申込締切 | 2022年6月10日(金) ※申込順に受け付けいたします。 定員に達し次第、締切り日を待たずに受付を終了する場合がございます。 |
主 催 | 東京経済大学学術研究センター 東京経済大学「変容する国際会計」学術フォーラム実行委員会 (代表・小野 武美 経営学部教授) |
潮﨑 智美
九州大学大学院経済学研究院准教授
九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学・九州大学)。九州大学経済学部助手、広島市立大学講師、助教授・准教授を経て、2014年より現職。
橋本 武久
京都産業大学経営学部教授
神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。2006年4月より2007年3月まで、オランダ・ライデン大学にて在外研究。2010年より現職。
徳賀 芳弘
京都先端科学大学教授、京都大学産官学連携本部顧問、京都大学名誉教授。九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学・京都大学)。熊本商科大学講師、九州大学教授、京都大学教授を経て、2021年より現職。金融庁企業会計審議会会長、企業会計基準委員会委員、日本会計研究学会会長、日本学術会議会員等を歴任。
ご参加に際しては、以下の注意事項をご確認ください。
東京経済大学学術研究センター
東京経済大学「変容する国際会計」学術フォーラム実行委員会
E-mail:kukita_sympo@tku.ac.jp