言語選択

Search

日本語 ENGLISH

申込受付中

東京経済大学 国際シンポジウム「日中・ 財政社会学研究の 最前線」

開催概要

2025年7月、参議院選挙では消費税減税の是非が大きな話題となった。どのような税の在り方にするのか、国家にはどのような機能を持たせるべきなのかについて、経済学的な議論が長く行われてきたが未だに学問的にも政治的にも決着を見ない。そしてこれからも、社会は変わり続けるし、財政も変わり続けるだろう。そのような変わり続ける財政を、戦間期のオーストリアで活躍したマルクス主義財政学者ルドルフ・ゴルトシャイトは「予算はあらゆる粉飾的なイデオロギーから取り除かれた国家の骨格」であるとして分析しようとした。ゴルトシャイトのアイディアに基づいて発展してきた学問分野が「財政社会学」である。日本は財政社会学研究の最前線を走ってきたが、近年、中国においても財政社会学研究の目覚ましい発展がある。どのように現代社会を分析するのか。理論と実証の側面から、日中の財政社会学研究の最前線を学ぶ。
日 時 2025年8月19日(火)
10:00~17:00(開場9:30、懇親会有)
会 場 東京経済大学 国分寺キャンパス 大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)
※お車でのご来場はご遠慮ください。
国分寺キャンパスへの行き方
申込方法 参加無料。事前申込制(先着順)。
予約フォームはこちら
定 員 100名
主 催 東京経済大学(窓口担当:経済学部 佐藤一光)
共 催 専修大学(窓口担当:経済学部 徐一睿)
プログラム 開会式  司会 徐一睿(専修大学教授)
 10:00 - 10:15 開会挨拶 岡本英男(東京経済大学学長) 「国分寺学派と学術交流」
 10:15 - 10:30 シンポジウム概要説明 佐藤一光(東京経済大学教授)
基調講演
 10:30 - 11:15 基調講演Ⅰ 佐藤一光(東京経済大学教授)「財政社会学で現代の財政問題を読み解く」
 11:15 - 12:00 基調講演Ⅱ 李永友(浙江財経大学教授)「税制改革と社会不安」
 12:00 - 13:00 昼食休憩
研究報告セッション
 13:00 - 13:45 研究報告 徐一睿(専修大学教授)「平和と財政ー戦争財政国家から民主財政国家への変遷」、質疑応答
 14:00 - 14:45 研究報告 劉志広(上海行政学院教授)「中国における財政社会学の新展開」、質疑応答
 15:00 - 15:30 コーヒーブレイク
 15:30 - 16:15 研究報告 金子勝(慶應義塾大学名誉教授)「シュンペーターを読み直す」、質疑応答
 16:30 - 17:15 研究報告 呂冰洋(中国人民大学教授)「財政の文化基礎」、質疑応答
閉会式
 17:25 - 17:30 閉会挨拶 佐藤一光(東京経済大学教授)「アジア財政社会学研究の新たな出発点に向けて」
 17:30 - 19:00 懇親会
問合せ k_sato■tku.ac.jp(■を@に変換)