【主催者あいさつ】
東京経済大学コミュニケーション学部は、「コミュニケーション」を冠した国内初の学部として1995年に開設され、今年30周年を迎えます。
1995年はインターネット元年。それから30年が経過し、コミュニケーションのありようは二つの大きな変容を迎えています。一つは、ヒト、モノ、コトが軽やかに国境を越え、コミュニケーションもグローバルになったことです。このような変化に対応して、本学部も2022年度より「国際コミュニケーション学科」「メディア社会学科」の二学科体制へと移行し、来春には1期生を社会に送り出そうとしています。
もう一つの大きな変化が、教育、ビジネス、医療といった日常生活の様々な場面で採用されているAIの社会的な影響です。そこで、シンポジウム「環境化するAIとコミュニケーション学の未来」では、AI研究の第一人者である西垣通氏(東京大学名誉教授)を迎えて、AIとの共存を選択せざるを得ないこれからのコミュニケーション環境の課題と展望をみなさんとともに探る機会にしたいと考えています。
皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
東京経済大学コミュニケーション学部長 佐々木裕一
記念シンポジウム実行委員長 光岡寿郎
日 時 | 2025年11月8日(土)14:00~17:00 |
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会 場 | 東京経済大学 国分寺キャンパス 大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール) 東京都国分寺市南町1-7-34 国分寺駅南口から徒歩12分 ※お車でのご来場はご連慮ください。 国分寺キャンパスへの行き方 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | こちらよりお申込みください(先着順)。 |
申込締切 | 2025年11月2日(日) |
お問い合わせ | 東京経済大学学務課 電話番号:042-328-7757 e-mail:comm■s.tku.ac.jp(■を@に変更) |
14:00~ | 開 会 「メディア技術と人間の30年」佐々木 裕一(コミュニケーション学部長) 「生成AIの発展とコミュニケーションの変容」柴内 康文(コミュニケーション学部教授) |
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15:00~ | 講 演 「AI時代のコミュニケーションを基礎情報学から考える」西垣 通(東京大学名誉教授) |
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16:00~ | 登壇者によるディスカッション | |
17:30~ | 懇親会(参加無料/事前申し込み) |
1948年東京生まれ。東京大学工学部計数工学科卒。工学博士(東京大学)。
日立製作所主任研究員、米国スタンフォード大学客員研究員、明治大学教授、東京大学社会科学研究所教授、東京大学大学院情報学環教授を歴任した後、2013年より東京経済大学コミュニケーション学部教授、2019年定年退任。専門は情報学、メディア論であり、とくに文理融合の基礎情報学(fundamental informatics)の提唱者として知られる。
著書として、『デジタル社会の罠』(毎日新聞出版)、『超デジタル世界』(岩波新書)、『基礎情報学 正・続・新』(NTT出版)、『AI原論』(講談社選書)、『ビッグデータと人工知能』(中公新書)、『ネット社会の「正義」とは何か』(角川選書)、『集合知とは何か』(中公新書)、『生命と機械をつなぐ知』(高陵社書店/藝術学舎)ほか多数。
*内容等変更がある場合は、東京経済大学のホームページでお知らせします