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コミュニケーション学研究科

コミュニケーション学研究科の概要

本学コミュニケーション学研究科の特色

本研究科は、コミュニケーション学研究における理論、歴史、思想、研究・調査手法等の高度な教育を実現しうる教育体系を整え、広い視野に立った学識を教授することにより、高い専門性を要する職業で活躍しうる能力や、将来のコミュニケーション学研究の先端を担いうる卓越した研究者を養成することを目的とする。そして、本研究科は、コミュニケーション学研究における現代的課題に応え、この分野で広く活躍できる人材の養成をはかるところに特色をおく。

今日生じているメディア環境の変化は、コミュニケーション問題の人文・社会科学的検討課題を数多く生み出しており、これに応える研究が急務になっている。本研究科が、メディア・コミュニケーションを中心とした教育と研究を構想するのは、この現代的課題に呼応し、コミュニケーション学研究を発展させると同時に、こうしたメディア環境で活躍できる職業人としての「高度なコミュニケーション専門家」や研究者の養成を図るためである。

修士課程の目的・体制

コミュニケーション学の現代的課題に応えるために設立された本研究科は、開設後十余年を経て、更なる進化を目指しつつ以下の5つの領域を基盤としてのカリキュラムを擁している。領域名称は「メディア社会領域」「ネットワークコミュニケーション領域」「企業コミュニケーション領域」「文化研究領域」「ジャーナリズム研究領域」である。領域を中心に隣接分野の学問との重なり合いを生かした学際的な研究や、コミュニケーション理論、歴史、思想、思想、実証的調査を密接に結びつけた教育研究、さらに、現在の大きく変動しつつあるコミュニケーショ状況やメディア状況を視野に入れた教育研究の展開をめざしている。これらの科目の選択に際しては、指導教員の担当する「個別研究指導」で学生の実状に則した適切な指導が行われる。

この他、有職者として活躍している社会人を受け入れたリフレッシュ教育にもひとつの重点をおいている。日常の業務をさらに発展させるために、理論的学習を希望する学生は多い。特に情報化の進展が著しい今日、高度情報社会の現状と将来を的確に認識し、そこで生まれてくる課題を解決する能力を習得することが望まれる。

博士後期課程の目的・体制

本研究科博士後期課程の教育目標は、「コミュニケーション学研究者」の養成を主たるものとする。

学部段階での教育や修士課程での教育は、官公庁や民間企業でのコミュニケーションにかかわる日常的業務での専門家の育成に当てられているが、博士後期課程での教育は、大学や研究機関および官公庁、企業での研究的業務を担える研究者の養成をはかるものである。

博士後期課程の教育は、修士課程での個別的学習をより広い視点から見直し、学生自らの研究課題の再構築と発展を支援する体制で行う。また、高度情報化社会の課題への取り組みが可能な、課題を多角的に分析する能力を修得させる。

この教育方針を具体化するため、「メディア・コミュニケーション研究」と「メディア・文化研究」の2つの研究領域を設定し、複数の指導教員体制で学生の指導にあたる。授業形態は、「特別講義」と「個別研究指導」の2つとし、前者では、担当教員が己の専門分野での研究の現状、問題意識、研究方法を講義する。「個別研究指導」では、学生の博士論文作成のための研究指導を行う。

授業時間

授業時間帯は以下のとおりです。

月 ~ 金
1限 9:00~10:30 9:00~10:30
2限 10:40~12:10 10:40~12:10
3限 13:00~14:30 13:00~14:30
4限 14:40~16:10 14:40~16:10
5限 16:20~17:50 16:20~17:50
6限 18:00~19:30 ---