2022年4月に本学大学院現代法学研究科修士課程にシニア大学院生として入学
元小学校教諭
指導教員は常森裕介准教授(社会保障法)
退職後、家族の介護を終えて勉強がしたくなりました。学校に通ってじっくりと学びたかったのです。ただ、私には孫たちの帰宅後の世話で時間の制約があり、また体力的な心配もありました。東経大のシニア大学院では、2年分の学費で4年間かけて、比較的無理せずしっかりと学べる事を見つけ、思い切って入学しました。
「子どもの人権」、「子どもの意見表明権」に主眼を置き、「児童虐待対応における子どもの意見表明権」をテーマにしております。「子どもの意見表明権」は「意見表明権」だけでなく「聴かれる権利」が大切です。子どもの人権を大切にし、子どもと大人が生きやすい社会にするための法整備の在り方が課題です。又、社会変化に伴い、近年児童福祉法等がどんどん改正されていくことも大変興味深いです。
「学びたい」と思った時は大きなチャンスだと思います。「学び」には苦しい事も多いですが、研究を深め、進歩する充実感は得難い喜びです。チャンスを生かされて一緒に学べる事を楽しみにしております。