東京を東西に貫くJR中央線快速(一部各駅停車)の各車両窓上に掲出している東京経済大学の広告シリーズ「ゼミする東経大」が2019年3月に更新されました。
第48回となる今回は、社会保障や社会政策の国際比較を専門とする李蓮花准教授が「社会保障という付き人がいると人生は、少しだけ心強くなる。」のコピーで登場しています。
JR広告と連動した本学Webサイトでは李准教授のインタビューを掲載しています。
「日本では高校までの間に社会保障について体系的に学ぶ機会はごくわずかです。社会保障について考えることは、自分や家族の人生を、そして今後の社会のあり方を考えることなのだと知ってほしいと思います。」「日本の社会保障制度を持続させていくためのカギは、『働き方の柔軟性』にあるのではないかなと思います。女性はもちろん、高齢者や障がい者、外国人も含めた多様な人材が柔軟に働き、そして相応の対価を受け取れるよう、労働者の意識も企業行動も変わるべきなのです。」などを語っています。
また、Webサイトでは李ゼミで学ぶ学生の声も紹介しています。
「李ゼミに入ってから、これまで見なかった海外のニュースなども気になるようになってきました。」「社会保障という分野は、経済学のみならず、政治学や社会学なども絡んでおり、多角的にものを考えることができます。」などと学生たちは話しています。
3月のゼミする東経大