東京を東西に貫くJR中央線快速(一部各駅停車)の各車両窓上に掲出している東京経済大学の広告シリーズ「ゼミする東経大」が2019年10月に更新されました。
第55回となる今回は、国際マーケティング論、国際流通論、中南米経済論を専門とする丸谷雄一郎教授が「国分寺のカフェを研究して念願のコーヒー会社に内定です。」のコピーで登場しています。
JR広告と連動した本学ウェブサイトでは丸谷教授へのインタビューを掲載しています。
そこでは、ゼミの目標に「就職活動」の成功を掲げていることについて、「就活に役立つゼミというと、小手先のアピール方法などを教えていると誤解されることがありますが、丸谷ゼミは、相手にアピールするのにふさわしい中身を鍛え、その魅力を正確に相手に伝える力を身につけるための場所。マーケティングという学問を使いながら研究を深め、同時に学生自身の魅力を正確に伝える『マーケティング力』を高めていきます」と説明しています。
また、やりたいことが見つからない人へのアドバイスとして、「まず手始めに、この1週間で『心が動いたこと』を書き出してみましょう。10個目くらいまでは、おそらく誰もが感じるような事柄が並ぶでしょう。でも30個目くらいにはきっと、『あなたらしい何か』『他の人は見過ごした何か』が出てくるはず。それが新たなチャレンジのヒントにつながるかもしれません。興味・関心が向く対象が一つでもあれば、そして、社会科学の学びを通して物事の解釈の仕方を習得することができれば、世の中の見え方は変わります」などと語っています。
ウェブサイトでは、丸谷ゼミで学ぶ学生の声も紹介しています。
「丸谷ゼミには、普通の友人関係とは違う特別な仲間意識があるのです。互いに自分をさらけ出して語り合う中で、自覚していなかった一面に気づかされることもしばしば」「このゼミで成長したことは数知れません。自分の強みを知り、その強みを生かして戦える土俵を見つけられた丸谷ゼミに感謝しています」などと学生たちは話しています。
10月のゼミする東経大