2021年1月25日(月)東京経済大学の野村武司現代法学部教授が担当する授業「社会・法学入門」において、西東京市の子ども条例に関するパンフレットプレゼンテーションへの講評が行われました。
「社会・法学入門」は、現代法学部1年次の履修必修授業であり、社会の様々な問題を通して問題発見力、解決力を涵養することを目的としています。
また、西東京市子ども条例とは、「子どもたちひとりひとりが心も体も安心して生活できるように」と西東京市で定められている条例です。
これまで授業では、学生が5グループに分かれ、約3週間で西東京市子ども条例に関するパンフレット案を作成し、プレゼンテーションを行いました。
1月25日の授業では、そのプレゼンテーションで選ばれたものが西東京市子育て支援部子育て支援課子ども相談係長の山崎新平さんより講評が行われました。
山崎さんは過去の学生生活や自身の子供の経験から、子ども条例は子供たちを救えるきっかけになるだろうと強い期待を示していました。
また、西東京市で「ほっとルーム」という相談室が設けられており、学校という狭い空間だけに閉じ込められず、学校以外にも頼れる人と場所があり、気軽に相談できる居場所があるということも紹介され、西東京市全体で子どもたちが心から安心して暮らしていけるように取り組んでいます。
学生たちは、この子ども条例を広く知ってもらうことで、子供たちの生活がよりよいもので安心して暮らしていけるように、これからの学校生活を楽しめる一つの支えになればいいと話していました。
西東京市子ども条例のパンフレットは、保育園から高校までの学校を通して3万枚が配布される予定です。
なお、今回の取り組みについては、2021年1月26日付毎日新聞(多摩版)及び2021年1月28日付毎日小学生新聞(一面)でも紹介されています。
取材:学生記者 コミュニケーション学部4年 伊藤わかな