2021年3月23日(火)、東京経済大学キャリアデザインプログラム(以下、CDPと略記)の卒業生たちが6号館大会議室に集い、卒業ワークショップを開催しました。
2020年度卒業のCDP生は、1期生であり、キャリアデザインプログラム初の卒業生となります。
CDPの1期生が巣立つことで今後は卒業生と在学生が連携するなど、より一層の活動の幅が広がることが見込まれます。
「就職」の瞬間だけではなく、一生においてどのようにキャリアを描いていくのかという長期的な視点で、自らのキャリアを考える学生たちが社会に出て活躍することになります。
卒業ワークショップには、1期生に加えて、キャリアデザインプログラム運営委員長の竹内秀一教授、同主任の北山聡准教授をはじめ、CDPの運営に携わってきた教職員も参加しました。
北山主任は、「今日という日を迎えることができて、とにかく安心しました。1期生が無事に卒業・就職し、その過程で意図していたキャリア教育をかなり達成できました。話すことはビジネスの基本になりますが、今日の卒業ワークショップでも突然“就職後の抱負“について話すように求められた学生たちは、立派に堂々と答えることができています。学生たちの成長が大変感慨深く、嬉しいです。社会での活躍を心から期待しています」と語りました。
卒業式において卒業生答辞を務めた加藤美香さん(コミュニケーション4年)は、「キャリアデザインプログラムに所属したことで、自分のやりたいことが見つかりました。色々なことを経験できたからこそ、4年間あっという間に感じました。就職後もこの学びをもとに頑張りたいと思います」と述べました。
CDPでの活動から派生した学生団体「TKU Unlimited」でも活躍した長野莉子さん(経営4年)は、「4年間を振り返ると、CDPは1学年50人という少人数で、初めは不安も大きかったです。しかし、素敵な仲間と出会ったり、先生との距離の近さに驚いたりしているうちに不安は期待へと変わりました。一歩一歩大きく成長できた実感がありました。この経験を活かして社会人になっても活躍していきたいです」と社会人になってからの抱負を語りました。
取材:学生記者 経営学部2年 内田充俊