東京経済大学経営学部青木亮ゼミは「大学生観光まちづくりコンテスト2022」福島復興ステージ（テーマ：復興に向けて前向きに取り組んでいる方と連携した「観光まちづくりプラン」）において、福の海賞を受賞しました。
青木ゼミの学生達はプランを福島県双葉郡広野町・楢葉町で行うことに決め、ステージのテーマに向き合うために現地でフィールドワークを行い、地元のさまざまな方にお話を伺いました。その中で確認された主な課題は、福島県と町で教育旅行への感じ方が異なっており、町や個人単位に経済的利益が還元される仕組みが整っていない事、ある程度復旧した街だからこそ「復興」という言葉のゴールが曖昧になっている事の2点でした。
この2つの課題を解決するため、青木ゼミの学生は小学生の夏の自由研究をテーマにしたプランを考案。小学4年生から6年生の3年間をかけて二つの町に来訪し自由研究を実施してもらうというもので、これにより、町の中に子供やその家族が長時間滞在するため飲食など直接的な経済効果に繋がり、新たに「伸びる」という意味を持った「福興」という言葉を掲げ、町と子供で共に伸びていくという新しい目標を設定する、といった提案を行いました。なお自由研究の具体的な内容は、学習指導要領を基に定めたそうです。
受賞した青木ゼミ生チームリーダーの本間大暉さん（経営4年）は「チームメンバーは全員4年生で、今回が3度目の出場となるため、これまでゼミで学んできたことの集大成にしたいと思い臨みました。3年間で大きく成長できたことを実感しました。そしてこのように成長できる機会を与えてくれた、多くの方々、ともに頑張ってくれたチームメンバーにとても感謝しています。最高に楽しかったです！」とコメントを寄せました。
福の海賞 受賞チーム
プラン名：「宿題終わった？」 町と子どもの伸びる夏
チーム名：おさかな研究室
メンバー：本間大暉（経営４年）
岡野谷知花（経営４年）
八鍬賢太（経営４年）
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東京経済大学 青木亮ゼミ
