2024年7月24日(水)、東京経済大学1号館1階ロビーに木製のスツールが2台設置されました。
このスツールは、本学国分寺キャンパスの南側に広がる「東経の森」で伐採したコナラの木を使用して株式会社イトーキに製作いただいたものです。東経の森は、「さえずりの森」「みどりのトンネル」「新次郎池のほとり」「日だまり広場」「どんぐりの森」の5つのエリアで構成され、かつての武蔵野の雑木林の面影を残す貴重なオアシス。多種多様な動植物が生息するとともに季節ごとにさまざまな表情を見せています。本学では、こうした東経の森の景観を維持するための管理作業を定期的に実施しており、伐採樹木をスツール製作に活用しました。
午後の日差しのなか、腰を掛けて利用していた男子学生(経済2年)に使用感を尋ねると、「ちょうどいい高さで座りやすい。キャンパス内の樹木から作られたという経緯を知ると親近感が湧いた。1号館1階ロビーにはこれまで椅子がなかったので、利用する機会は多くなると思う。」と話してくれました。