東京経済大学では、身近な疑問から「考え抜く実学。」を実感する講義シリーズ「東経大ライブ」を配信しています。2024年度2期の第3回は、本日2024年10月11日(金)18:30からリアルタイムでライブ配信。東京経済大学全学共通教育センターの高津秀之准教授による「人はなぜ『狼男』の存在を信じたのか? ~歴史学を学べば、人間が見えてくる~」です。
中世ヨーロッパの人々は、「狼男」の存在を信じていました。現代を生きる皆さんは、そんなバカな…と思うかもしれませんね。しかし、16・17世紀のヨーロッパの時代背景と、人びとの意識を深く知ることで、実は彼らと私たちに大きな違いはないのだと理解できるはずです。もしかしたら「狼男事件」は、戦争や犯罪、差別、いじめなどに姿を変えて、私たちの時代にも繰り返されているのかもしれません。そして、本当に恐ろしいのは「狼男」ではなく、私たち「人間」なのかもしれません。
「歴史学」の対象は、この地球上に生きてきた人間、出来事、時間のすべてです。好奇心をフル稼働させて学ぶことで、これまで見過ごしていた面白いものにたくさん出会えるでしょう。人間という不思議な生き物に対する理解も、深められるかもしれませんよ。
ライブ終了後には高津先生に直接質問ができる時間もあります。
なお「東経大ライブ」は、ライブ配信終了後アーカイブ配信を行っており、特設サイト上では、2024年度1期の全10講義のほか、2023年度に実施した全21講義も視聴いただけます。
お申し込みはこちら:東経大ライブ特設サイト
教員紹介:高津秀之