東京経済大学には、本学の前身・大倉商業学校の創立者である大倉喜八郎翁が生まれ育った新潟県新発田市で、その土地を学び、親しみ、本学の理念である「進一層」の気概(困難に出合ってもひるまずに、なお一層前に進む)を持って活動する団体に対して、援助金を支給する制度があります。
今年度は現代法学部の羽貝正美ゼミが本制度を活用し、2024年8月29日から8月31日までの3日間、中心市街地活性化について学ぶことを目標にゼミ合宿を実施しました。羽貝ゼミ所属で現代法学部3年の桑田翔さん、西田春希さんによる活動報告を紹介します。
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1日目は新発田市役所を訪問し、市役所の商工振興課と市民まちづくり支援課の職員の皆さんからお話を伺いました。そこでは公民連携と協働について理解を深めました。夜には新発田祭りの最後を飾る山車(帰り台輪)を見学しました。
2日目はまちなかの活性化を目的とするまちづくり団体である一般社団法人NEOHATTの代表からお話を伺い、団体のミーティングも傍聴させていただきました。その後に地元の敬和学園大学の方々と合同ゼミの時間を持ち、情報交換を行いました。情報交換が終わった後には実際にまちなかを巡りました。
最終日は新発田市の歴史散策として、本学OBの内本隆さんよりご説明いただきながら、新発田城をはじめ、寺町通りや清水園、足軽長屋を見学しました。最後には本学の前身・大倉商業学校の創立者である大倉喜八郎の別邸、蔵春閣を見学し、軌跡をたどりました。
現代法学部3年 桑田翔、西田春希
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一般社団法人NEOHATT・関川氏の講義
敬和学園大学との合同ゼミの様子
敬和学園大学との合同ゼミ後の集合写真
新発田城での集合写真
大倉喜八郎の別邸である蔵春閣