東京経済大学コミュニケーション学部は、地域の季節的・短期的な人手不足をキッカケに地域の関係人口を創出するマッチングサイト『おてつたび』を運営する株式会社おてつたび(代表取締役CEO:永岡里菜、本社:東京都渋谷区)と連携をスタートしました。
また、連携のスタートを記念し、コミュニケーション学部長佐々木裕一教授と株式会社おてつたび代表取締役CEO永岡里菜氏の対談記事が、2025年6月6日、公開されました。
おてつたびとは、「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、人手不足に悩む地域の農家や旅館およびホテル等と旅行者をつなぐ人材マッチングサービスです。お手伝いという新しい旅の目的を作ることによって、著名な観光名所ではない地域にも人が訪れ、地域の人手不足の解消だけではなく、地域活性化や地域のファン(関係人口)の創出を目指しています。
コミュニケーション学部は2022年度から「国際コミュニケーション学科」と「メディア社会学科」の2学科体制となり、国際コミュニケーション学科では文化と英語と観光、メディア社会学科ではメディアと広報などをそれぞれ軸とした教育を展開しています。また大きな特徴である少人数教育でのゼミやワークショップ、海外短期研修などを通じて、対人関係力、異文化理解力、情報発信力といった“変化の時代を生き抜く力”を実践的に身につけることを目指しています。
今回の連携を通じて、コミュニケーション学部の約1000名の学生に対して、「おてつたび」の仕組みを訴求し、働くことを通じて全国各地の地域へ主体的に入り込む機会を提供することで、“学生自身の多様な価値観への理解の深化”と“地域の価値創造および魅力の再発見”を共に図っていきます。
具体的な連携内容として、2025年度はコミュニケーション学部1年次キャリア科目「キャリアデザイン入門」、国際コミュニケーション学科専門科目「多文化社会で働く」で株式会社おてつたびによるゲスト講義などを予定しています。