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新施設の名称は『葵テラス』に決定! ~名前に込めたメッセージとは?

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 創立120周年記念事業「国分寺キャンパス第2期整備事業」の一環として建設が進む新施設の名称が、『葵テラス』に決定しました。
 『葵テラス』は、学生食堂や小ホール、集会室等が入る「葵陵会館」と、体育会、文化会各部の部室や音楽練習室等が入る「学生会館」の機能を統合し、さらに雨天時にも活動ができる半屋外のイベントスペースを備える複合施設となる計画です。

 
 『葵テラス』の名称は、2025年7月22日(火)から9月30日(火)にかけて、本学の学生、卒業生、教職員を対象に名称を公募し、107点の応募が寄せられました。
 続いて、羽貝正美副学長が委員長を務め、本学同窓会「葵友会(きゆうかい)」の吉田寛会長や現学生会会長がメンバーとなっている名称選考委員会による審査が行われ、田邉真敏現代法学部教授が考案した『葵テラス』が採用されました。

 田邊教授は「本学のシンボルであり、大倉高等商業学校以来長く親しまれてきた「葵」の文字を残しつつ、現代的な印象を与える「テラス」を組み合わせました。「会館」が閉じた空間をイメージさせるのに対し、「テラス」には開放的なイメージがあり、学生たちの自由な交流を促し多様なキャンパスライフを支える新建物のコンセプトを象徴します。また、「葵」は「青い」「蒼い」「Green」に通じ、武蔵野の青空と緑、そして新しい建物に取り入れられた環境技術を表しました」と、新しく誕生する施設への思いを話します。

 2025年12月11日(木)には、羽貝名称選考委員長から、田邉教授に副賞が贈呈されました。田邉教授は「現役生から卒業生まで、誰もが口にしやすく、親しみやすい名称にしたかった。用事がなくても気軽に立ち寄って、色々なことに取り組んだり、目的もなくおしゃべりをしたり、自然と人が集まる空間――そんな学生の居場所になってほしい」と、改めて『葵テラス』の名称に込めた想いを語りました。


 『葵テラス』は二段階に分けて整備される計画で、葵テラスEASTは2026年9月、葵テラスWESTは2028年7月の利用開始を予定しています。
 また、『葵テラス』は、建物の省エネルギー性能を示す「ZEB Ready」を取得しました。ZEB(ゼブ:Net Zero Energy Building)は、快適な室内環境を保ちながらエネルギー利用を大きく削減する建物のことです。これまではオフィスや工場などでの取得が中心で、採光や通風が求められる教育施設での取得はまだ多くありません。今回の建設工事では当初、実現が難しいとされていましたが、ファサードの工夫や設備計画の見直しにより取得に至りました。


葵テラスEAST(2026年9月供用開始予定)
 食堂/メインラウンジ/ミュージックスタジオ/ダンススタジオ/ミーティングルーム など
葵テラスWEST(2028年7月供用開始予定)
 クラブルーム/本部室/小ホール/多目的室/ラウンジ/書籍・購買店舗/半屋外スペース など


新施設『葵テラス』について:国分寺キャンパスリニューアル計画