
東京経済大学が2026年3月の入寮開始に向けて建設工事を進めている新学生寮の名称が、この度『葵レジデンス』に決定しました。
この名称は、2025年10月1日(水)から11月7日(金)にかけて本学の学生と教職員を対象に公募を実施したもので、選考には合計34点の応募が寄せらました。新学生寮運営準備委員会による厳正な審査の結果、飯沢実桜さん(経営3年)の作品が採用されました。
『葵レジデンス』の名称は、本学のシンボルである「葵」を冠し、名称から居住施設であることが明確に伝わるわかりやすさ、上品な印象、本学のアイデンティティと一致していることなどが採用理由ということです。
飯沢さんはこの名称を考えた理由について、「女子寮であることから、上品さを感じられる印象づけを意識するとともに、名称を見ただけで居住施設(寮)であると認識できることを重視しました。さらに、東京経済大学の『葵陵会館』や『葵祭』に象徴される『葵』を冠することで本学の施設としての連続性を持たせたかった」と述べています。
『葵レジデンス』は「レジデンシャル・エデュケーション(日常生活が学びの場)」をコンセプトに設計された教育寮です。国分寺キャンパス正門前の立地を最大限に活用し、キャンパスまで徒歩10秒という最も学びやすい環境を提供します。全てのフロアに寮生が集う「共用スペース」が設けられ、一緒に料理や勉強をするなど、寮生活のあらゆる場面が学びの場となります。居室は全て個室とし、共同生活をしながらも充実したプライベート空間を確保します。
また、本寮では「RA(レジデント・アシスタント)プログラム」を導入し、学生寮を単なる「生活の場」ではなく、全寮生にとっての「多様な経験の場」と位置づけます。トライ&エラーを繰り返す中で成功体験を積み上げ、自己肯定感を高め、他者を思いやることができる人材への成長を目指します。
安全面については、24時間対応のセキュリティを導入します。毎日の入退館ログ確認や、緊急時には管理人・スタッフが駆けつける体制を整備するほか、寮周辺には防犯カメラも設置し、寮生が安心して生活できる環境を提供します。
新学生寮『葵レジデンス』について:女子学生寮