
東京経済大学データサイエンス教育運営委員会は、2026年2月4日(水)、国分寺キャンパス進一層館ホールで「TKUデータサイエンスコンペティション2025」を開催しました。
このイベントは、東京経済大学が推進する数理・データサイエンス・AI教育の実践的な成果を発信する場として、また複雑化する情報社会に対応する教育促進と議論の活性化を目的に初めて開催されました。当日は15チームのうち、書類選考を通過した4チームが最終審査のプレゼンテーションを行いました。審査は、データサイエンス教育運営委員会の教員5名が審査員となり、「AI・データ利活用の適切さ」と「独自性による価値創造」の観点から行われました。
星野朱美さん(経済3年)は、『公募増資のアナウンスメント効果』をテーマに個人で発表を行い、プログラミング言語の一つであるPythonを駆使して分析したことについて、会場からその選定理由などの質問が寄せられました。
続いて、グループで発表を行った「軌道管理プロジェクト」は、『信頼性を重視した新しい線路管理法』をテーマに、鉄道の脱線可能性を下げながら効率的な線路保守を行うシミュレーションを提示しました。
3番手として登場した「日本経済実証ゼミ」グループは、『災害リスクはマンション価格にどう反映されているか―東京都中古マンション価格の長期ヘドニック分析―』をテーマに、日本国内の約27万件の中古マンション取引価格と、東京都内の約5千カ所の地域危険度測定調査を元にデータを可視化し、緻密な分析を行いました。
最後に登壇した「安田宏樹ゼミナールBグループ」は、『雇用形態が幸福度に与える影響』をテーマに発表を行いました。
厳正な審査の結果、最優秀賞は星野朱美さん、優秀賞は「日本経済実証ゼミ」、データサイエンス教育運営委員会賞を「軌道管理プロジェクト」と「安田宏樹ゼミナールBグループ」がそれぞれ受賞しました。
最優秀賞を受賞した星野さんは、「勉強したことを評価してもらえて光栄に思う。研究内容を形にするよい機会となった。今後も研究に力を入れていきたい」と、今回、受賞した喜びを話していました。
取材:学生広報スタッフ 経営4年 福原英和