現代法学部
田邉 真敏 教授ゼミ
#合本主義 #『論語と算盤』 #企業倫理 #SDGs
新一万円札の顔になった渋沢栄一は、「日本資本主義の父」とよばれ、本学の前身大倉商業学校の創立委員の一人でもあります。このゼミでは、渋沢の業績を受けてわが国の商事法がどのように成立し発展してきたか、また渋沢の考え方がこれからの商事法のあり方にどのようなことを示唆するかを、商事法の基礎を学びつつディスカッションを通じて探求します。
わが国の経済活動を支える会社制度は、渋沢が唱えた「合本主義」から生まれました。また『論語と算盤』で示された「経済道徳合一説」は、現代の企業倫理やSDGs(持続可能な開発目標)、そして新しい企業のあり方として認知されつつある社会的企業にも通じる普遍的な経済思想として再評価を受けています。渋沢栄一を介して「温故知新」を実践しようというのがこのゼミのねらいです。
渋沢史料館(東京都北区)、東京証券取引所を訪ねるフィールドワークも行い、活動の成果をゼミ論集としてまとめ上げ、一同で達成感を共有します。
会社法
会社法/企業取引法