総合教育演習
大岡 玲 教授ゼミ
#物語 #古典 #批評 #日本語
この授業では、江戸時代中期の「読本(よみほん)」作家・上田秋成の代表作である『雨月物語』を講読します。「読本」は、中国の宋・明の王朝時代に流行した「白話小説」(口語体小説)に影響を受けたジャンルで、代表的な作品には『南総里見八犬伝』などがあります。『雨月物語』は、『八犬伝』のような波乱万丈の筋立てとは一味ちがい、不思議さや哀しさ、怖さといったものをしっとりした文体で語った「怪奇小説」です。後世の作家たちにも、多大な影響を与えました。
九篇からなるこの作品をじっくり楽しみながらよみ、作中で踏まえられた日本や中国の古典にも目を配りながら、楽しく江戸時代の雰囲気にひたりたいと考えています。
また、それぞれ一学期と二学期の終わりには、観劇などの課外授業を予定しています。
文学一般/日本の古典文学・近現代文学/創作
日本文学Ⅱ