経済学部
羅 歓鎮 教授ゼミ
#日本 #グループ学習 #開発途上国 #海外研修
我々が住んでいる世界は先進国と開発途上国に区分され、しかも途上国人口は80%以上を占めています。途上国は、工業化や市場化を通じて先進国に追いかけ(キャッチアップ)、先進国並みの生活を実現するために努力しています。戦後70年間をかけて、その目標を実現した途上国があれば、なかなか貧困の罠から脱出できずに苦闘している途上国もあります。日本は、欧米諸国へのキャッチアップに成功したアジア唯一の先進国として、貿易、対外直接投資、政府開発援助(ODA)を通じて、途上国の経済発展を支援しています。また、人口減少に直面している日本企業は膨大な人口を抱える途上国を新興市場と投資先として活用しようとしています。ゼミは、上記の問題意識で、グループ学習と個人研究を中心に、主に中国や東南アジア諸国を対象に、経済、文化、社会、環境、貧困及び日本とのかかわりを研究し、プレゼンテーションをしています。毎年夏休みを利用して中国、ベトナム、マレーシア、タイなどアジア諸国での現地研修を実施しています。それらの研究・研修を通じて、ゼミ生の問題発見能力をはじめとするコミュニケーション能力を高めることをゼミの最大の目標としています。
開発経済学/中国経済論
開発経済論/論文作成