経済学部
安川 隆司 教授ゼミ
#日本の労働市場 #多様な働き方 #職業意識調査 #キャリア形成
コロナ禍は私たちの暮らしを大きく揺さぶりました。影響を受けたことの一つは働く環境でしょう。日本は、長期的には、人口減少と少子高齢化が続き、働き手不足に苦しんでいます。ところが、短期的には、労働市場が収縮し、多くの人が失業・休業を余儀なくされました。今を生きる世代は、あたかも大きな寄せ波と引き波に翻弄されているかのような状況に置かれています。
私たちのゼミでは、こうした労働市場や働く環境にまつわる諸問題に焦点を当て、座学とフィールドワークを、またグループ研究と個人研究を織り交ぜて活動しています。それらを通じて現代の経済社会の諸問題を実証的に分析する能力を養うことができると考えるからです。同時に、これから社会に出ていく皆さんが、「働く」ことのリアルを感じ取り、自らのキャリア形成の機会とすることができるからでもあります。
具体的には、厚労省の『労働経済の分析』の講読やグループでの個別テーマ研究、若年社会人や学生の職業意識調査、学生にとって身近なアルバイトの実態調査などに取り組んでいます。
経済学史/経済思想史
社会経済学入門/経済学史/古典で学ぶ経済学