経済学部
安川 隆司 教授ゼミ
#日本の労働市場 #多様な働き方 #社会調査 #キャリア形成
日本の雇用を取り巻く環境は、少子高齢化や人口減少といった長期的なトレンドを基調としつつも、短期的には堅調な労働需要に支えられて雇用者総数は増加しており、新卒者の就職状況も「売り手市場」が続くなど、順風が吹いています。しかし、労働市場が全体としてハッピーな均衡状態にあるわけではなく、実質賃金の低迷や特定部門での人手不足など克服すべき課題も少なくありません。
このゼミでは、こうした労働市場や働く環境にまつわる諸問題に焦点を当て、座学とフィールドワークを、またグループ研究と個人研究を織り交ぜて活動しています。それらを通じて現代の経済社会の諸問題を実証的に分析する能力を養うことができると考えるからです。同時に、これから社会に出ていく皆さんが、「働く」ことのリアルを感じ取り、自らのキャリア形成の機会とすることができるからでもあります。
具体的には、厚労省の『労働経済の分析』の講読やグループでのテーマ研究、若年社会人や学生の職業意識調査、学生にとって身近なアルバイトの実態調査などに取り組んでいます。
経済思想史
経済学史/社会経済学入門/経済学ワーク ショップ/古典で学ぶ経済学/演習