地域経済の観点から実践的な街づくりを学ぶ

街を元気にするってどんなこと？「売り手よし、買い手よし、街よし」を考える

当ゼミでは地域経済の観点から介在する売り手、買い手、街の“三方よし”をテーマに、街づくりの在り方を学習します。街には“事業者”と“住民”が存在し、相互の経済循環によって街は支えられています。街と言っても地域によって特性は千差万別。どこの地域でも活性化に効く万能薬となる施策は存在しません。ゼミでは市内をはじめ、地域特性の異なる複数のエリアをフィールドワーク先に選び、街や事業者、そして消費者にも着目し、大学での学びと実社会での学びを融合させたPBL（プロジェクトベースドラーニング）にて地域特性に即した課題を見出し、それを解決するためのプロセスを通してさまざまなことを学びます。現在、２つのエリアごとに実践指向型のプロジェクトチームを作り、各地域の自治体や活動主体などと産官学連携し、ビジネスプランや企画書に落とし込み、連携先へ提案後にプロジェクトを実行しています。キャッシュレスアプリ実装やベンチ設置の社会実験に加え、お店大賞などの商業振興イベントの企画から実行まで多面的な活性化施策を講じ、地域経済の活力向上に寄与しています。