“子育ち”支援と家族関係の心理学

考えよう！子どもも大人も“育つ”社会、実現のための取り組み

子どもが“育つ”条件とは、何でしょうか？共働き世帯の増加、非婚・晩婚化傾向や少子化、育児不安、時に虐待などマスコミ等で取り沙汰される現象も、ゼミでは直ちに問題視はせず。むしろ、目まぐるしく変化する現代の社会が「子どもの心身の育ちや、家族の関係性にどのような影響を与えるか」という視点から、背景にある対人関係や心の“育ち（発達）”を学び、人々の成長・発達をいかに支援できるかといった問題について深く考えていきます。「遊び」は「学び」であり、子どもが“育つ”社会では大人も“育つ”。そんな豊かな社会の実現を目指して、今どのような取り組みや支援が必要か？それを考えるためにゼミでは心理学や社会学のテキスト講読と発表・ディスカッションに加えて、親子のためのイベントや子どもの遊び場にも課外でボランティア参加し、学生自身が解決すべき価値のある“問題（問い）”や実証・実践の手立てを見いだすプロセスを大切にしています。スポーツや学童など、部活やアルバイト等とゼミを両立する知的好奇心が旺盛な学生たちとの知の格闘技に、あなたも加わりませんか？