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学術研究センター

学術研究センター設立の趣旨

2017年12月5日
  学術研究センター長

 本学にはかつて貿易研究所(1957)、産業貿易研究所(1958)、経済経営研究所(1967)などの学内研究所が設置されていましたが、1970年以降は、学内研究所が存在していませんでした。しかし、20世紀末を迎える頃から、資源や資本設備といった物的資本に代わって、知識や人的資本といった無形資産が経済成長や社会発展の主役となる知識基盤社会の到来が現実のものとなってきました。各研究分野では国境や分野を超えたグローバルな競争が高まり、日進月歩の技術革新や知識のパラダイム変化は大学での研究のありかたにもさまざまな変化をもたらしました。
 こうした時代変化に応えるために、本学では専任教員の一層の研究支援、学外機関との共同研究の促進、外部研究資金導入の基盤形成を目的として、2000年5月に、この学術研究センターを設立しました。本学では教育と研究を常に車の両輪として等しく尊重してきましたが、ことに現代の知識基盤社会では、旧来の知識体系が短期間で覆され、絶えずイノベーションが生じるため、研究活動が停滞すると必然的に教育の質も低下していきます。現代では、新たな研究に挑戦し続ける研究者こそが、学生にとってもっとも魅力的な教育者となりえるのです。
 学術研究センターの設立によって、本学の研究支援体制は格段に向上し、科学研究費の採択件数も近年一貫して増加傾向にあります。今後はますます分野、所属組織、性別、年齢を超えた情報交換と研究協力の媒介者の役割を果たすことで本学の研究活動を支援していく所存ですので、教職員各位のご理解とご協力をお願いいたします。

学術研究センター(RC)の活動

本学の学術研究活動の向上と活性化を図るため、下記の各種助成や支援を行っています

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