東京経済大学体育会系クラブに所属する28団体より2019年上半期の活動報告が届きました。
今年の上半期も、全日本クラスの活躍が目立ち、本学体育会全体のレベルも上昇してきたことが実感できる結果となりました。
まず、端艇部は、全日本選手権大会において、男子軽量級ダブルスカルで3位入賞と本学としては6年ぶりにメダルを獲得。
田口美里(2年)は実業団・陽進堂のコックスとして出場した女子エイトで3位に入賞し、個人としては2年連続でメダルを獲得(昨年は別チームで3位)。
そのほか、男子舵手なしペア、男子舵手なしクォドルプル、女子軽量級ダブルスカルも入賞しました。
また、ここ数年、毎年のように「創部以来初」の成績を挙げている卓球部は、今年も快挙を成し遂げました!
全日本大学総合卓球選手権大会・団体の部で、女子が創部以来初めてベスト16に進出。さらには、関東学生新人選手権大会女子ダブルスで石井あみ、菊池紗央里組(ともに3年)が準優勝、東京新人優勝大会・学生の部シングルスでは高橋栄太(当時1年)が準優勝と、いずれも「創部以来初」のオンパレードです。
9月30日に開幕する国民体育大会・卓球競技(愛媛県宇和島市)には、嘉瀬なつみ(4年、佐賀県)、尾島達也(4年)、石井あみ(3年、ともに群馬県)の3人が予選を突破して、県代表として出場します。
陸上競技部では、星野蒼太(3年)が日本学生陸上競技個人選手権大会の400mで5位入賞!
山田真樹(4年)は日本聴覚障害者陸上競技選手権大会の200mと400mで優勝、100mに準優勝し、リレー2種目を含む5種目でアジア太平洋ろう者陸上競技大会(11月・香港)に出場します。
また、この2選手を中核メンバーとする4×400mリレーチームは、9月12日~15日開催の日本学生陸上競技対校選手権大会(岐阜市長良川)の出場権を獲得、昨年のベスト16を上回る決勝進出を狙います。
同大会の個人種目には、関東学生陸上競技対校選手権大会2部200mに優勝した武本雄大(3年)と、400mの星野、1500mの卜部和喜(3年)が出場します。
ほかにも、軟式野球部は東都大学春季リーグ戦に優勝して2年連続で全日本大学軟式野球選手権大会に出場(2年連続は創部以来初)、ソフトテニス部男子は関東学生春季リーグ戦2部で優勝、入替戦も勝利して6年ぶりに1部復帰を果たしています。
最近の本学体育会では、このように、もはや全国大会に出場するだけでなく、強豪校と対等に戦い、入賞を目指すような競技・種目も増えてきました。
たいへん目覚ましいこと、うれしいことです。
しかし、本学体育会は決してスポーツのエリート選手だけを集めてこのような成績を挙げているわけではありません。
今年も体育会の新入生は326人(学部学生数の21%)、そのうちスポーツ関連入試の入学者は82人に過ぎず、3/4は一般の学生です。
4学年では1149人(5月31日現在)と、はじめて学部学生数の17%を突破しましたが、体育学部やスポーツコースのない文系大学としては稀有なことです。
このような層の厚さが、各部の活躍のバックボーンにあるとともに、まさに文武両道を実現している体育会として、我々としては大いに誇りにしているところです。
以下、2019年上半期、各部の活動を紹介します。
(資料提供:東京経済大学体育会本部、構成・編集:東京経済大学葵体育会)
東経大スポーツ・トピックス
(2019年上半期体育会活動報告)
- 端艇部=全日本選手権大会で男子軽量級ダブルスカルが3位! 田口美里(2年)は陽進堂のコックスとして女子エイトで2年連続の3位。そのほか男子舵手なしペア8位、男子舵手なしクォドルプル7位、女子軽量級ダブルスカル7位と多種目で入賞。
- 硬式野球部=首都大学春季リーグ戦は残念ながら2部4位 秋葉夢大(3年)がベストナインを獲得。
- 陸上競技部=星野蒼太(3年)が日本学生個人選手権大会の400m で5位入賞!関東学生選手権では2部総合5位 武本雄大(3年)が200mで優勝したほか200m、400m、400mH、走幅跳、走高跳、砲丸投、円盤投で入賞。4×400mリレーは2年連続準優勝。山田真樹(4年)はデフ日本選手権で200m、400m優勝、100m準優勝、5種目でアジア大会へ。
- 剣道部=関東学生選手権、関東女子学生選手権に出場 加藤信広(3年)が男子個人で3回戦進出。
- 硬式庭球部=関東学生トーナメント大会(春季個人戦)、関東学生選手権大会(夏季個人戦)に出場 女子シングルスと男子・女子ダブルスで一次F進出。
- 卓球部=関東学生新人選手権女子ダブルスで石井あみ、菊池紗央里組(ともに3年)が準優勝、全日本大学総合卓球選手権・団体の部では女子がベスト16、ともに創部以来初の快挙! 東京新人優勝大会・学生の部シングルスは高橋栄太(当時1年)が準優勝。春季関東学生リーグ戦では男子が2部6位、女子が2部5位、男子は入替戦敗退で3部降格。全日本大学総合卓球選手権・団体の部男子はベスト32。
- 柔道部=東京学生柔道優勝大会に出場 1回戦では東洋大学に、敗者復活戦では駒澤大学に敗退。
- バスケットボール部=関東大学選手権大会、関東大学新人選手権大会に出場 新人戦では2回戦進出。
- バレーボール部=関東大学春季リーグ戦3部Bで2位、順位決定戦で4位 東日本インカレにも出場。三大学交流戦では2試合2勝で優勝を果たす。
- ワンダーフォーゲル部=部員も20人を超え活発な活動続く 4月金峰山・瑞牆山、5月河口湖合宿、鍋割山、6月雲取山、8月南北アルプス縦走など。
- アメリカンフットボール部=新入部員28人、全体で70人突破! 秋のリーグ戦に向けて猛練習中。
- スキー部=全日本学生選手権の3部男子大回転で阿部健汰(当時2年)が優勝! 団体では3部12位。阿部は岩手県選手権アルペン男子回転でも優勝。
- 合気道部=全日本合気道演武大会に出場 5月、6月には本学にて昇級審査実施。1、2年生全員が昇級。
- 弓道部=全関東学生選手権大会予選に出場 男女個人、男女団体ともに本戦出場はなりませんでした。
- 水泳部=関東学生選手権では大石泰希(3年)が4部200m自由形6位入賞 男子総合4部20位で残留。
- 少林寺拳法部=関東学生大会女子弐段の部で佐藤華・村山美咲組(ともに2年)が5位 単独段外の部では池上裕隆(3年)が3位。ほか2種目で入賞。
- バドミントン部=関東大学春季リーグ戦で男子は3部2位、女子は4部1位 女子は入替戦昇格ならず。関東学生選手権では男子ダブルスが4回戦進出。
- 空手道部=関東学生会リーグ戦の個人戦に出場 後藤悠貴(1年)が有級の部で優勝を果たす。
- ヨット部=関東学生春季選手権予選470級では8位で決勝進出を逃す 関東学生個人選手権470級では楢原康平・筒井大地組(ともに4年)が53位。
- ソフトテニス部=関東学生春季リーグ戦では男子が2部優勝、入替戦勝利で6年ぶりに1部復帰! 残念ながら女子は1部6位、入替戦敗退で2部降格。東日本学生選手権大学対抗では男女ともベスト16。
- サッカー部=アミノバイタルカップ都学連予選ベスト4でプレーオフ進出 惜しくも敗退で本戦出場ならず。東京都大学リーグ戦は1部7位で折り返し。
- ボクシング部=関東大学ボクシングトーナメント出場 藤森俊太朗(2年)が5部ウェルター級優勝。
- ラグビー部=SEVEN A SIDE(7人制トーナメント)大会Cブロックで2年連続優勝! 3戦3勝。
- ハンドボール部=関東学生春季リーグ戦は4部2位 入替戦では惜しくも1点差の敗退で昇格ならず。
- 軟式野球部=昨年に続き東都大学春季リーグ戦優勝で2年連続4回目の全日本大学選手権大会出場!春季リーグ戦では片山大輝(3年)が最多打点、首位打者獲得でMVP。ベストナインに片山と石田純平(3年)、最優秀防御率に中澤有司郎(2年)が選出。
- 射撃部=東日本学生スポーツ射撃選手権大会、関東学生スポーツ射撃選手権春季大会に出場
- ゴルフ部=関東学生春季E・Fブロック対抗戦に出場 7位でFブロック残留だが奮起を願う。
- ラクロス部=あすなろカップ、波崎オープンに出場 ともに準優勝となる大健闘。今後に期待!