総合教育演習
李 孝徳 教授ゼミ
#芸術 #イメージ #審美性 #メディア
本ゼミでは、アート作品(ここでのアートとは古今東西の言語、音楽、美術、映像、身体などのあらゆる芸術表現を指します)の鑑賞と、それについての討論を通じて、アート作品に表現されている現代世界とそこに生きる人間の諸問題について考察します。
アート作品は制作者の意図はもとより、制作された時代や場所を超えて人間と世界のかかわりを鋭く表現することがあります。つまりアート作品が「いま、ここ」においてアクチュアリティやリアリティを持ちうるのは、アート作品の意義・意味が、それを鑑賞する人間の持つ意義・意味と出会うからです。
そこでこのゼミでは、アート鑑賞を個人の楽しみとして終わらせることなく、自らの生きる世界(現代世界)の問題を考えるための入り口として考察することを行います。そのためには対象に対して考え、討論し、発表することが不可欠です。こうした作業を討論と教員によるフィードバックを通して錬成し、現代世界に対する感性を磨くことを目指します。
表象文化論/ポストコロニアル研究
芸術学/外国文学Ⅱ