現代法学部
中川 純 教授ゼミ
#労働法 #社会保障 #雇用問題 # 障害福祉サービス
雇用や社会保障をめぐる法律問題を通じて、判例や政策を評価し、自分の意見を考え、それを伝える能力を身につけることを目的としています。これまでにゼミ生が取り組んだテーマは、「過労死」、「介護従事者の離職」などの雇用をめぐる問題から、「生活保護受給の基準」「里親制度」といった社会保障に関するものまでさまざまです。
中川ゼミでは、自分たちの価値観を磨くことをめざしています。たとえば、以前、生活保護受給者がパチンコをすることが話題になったことがあります。生存権を実現するために給付されたお金を、ギャンブルに費やすことの是非を問題にしました。仮に「そんなのずるいからダメだ」と思ったのなら、あなたのどういう感覚や正義感が「ずるい」と思わせたのか、突き詰めて考えてみることが大切だと思っています。そうやって価値観を磨くことが、解決すべき問題を発見し、ロジカルにものを考えたり分析したりすることの第一歩だと考えています。その力は、社会に出てどんな分野に行っても、" 武器"になることと思います。
社会法学
労働法/障がい児・者と法/福祉問題と法 /リーガルリテラシー入門