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国分寺学派

国分寺学派とは

本学は、「誰一人置き去りにすることなく、すべての人間が尊厳と平等の下に、そして健康な環境の下に、その持てる潜在能力を発揮することのできる社会を目指す」というSDGsの理念に深く共鳴し、2021年4月1日に「東京経済大学SDGs宣言」を発表しました。

SDGsの目標とターゲットが列挙しているように、私たちの眼前には全地球倫理に基づいて解決し、次世代に継承しなくてはならない課題が山積しています。しかしそれらは同時に、私たちの足もとにある日常の具体的な諸問題と分かち難く結びついています。

社会に広く影響を及ぼす学問や文化は、一つの大学あるいは一つの地域で、さまざまな分野の研究者や市民が相互に深く交流する中で生まれると固く信じています。

このような観点に立ち、本学は、これからの時代の「新しい生活様式」のあり方を市民と一体となって考え抜き、SDGsの精神を世界に発信する「国分寺学派」の拠点となることを宣言します。

 

【国分寺学派ロゴについて】

「国分寺」の書体は、聖武天皇が741 年(天平 13 年)に全国に国分寺・国分尼寺建立の詔を発布した際に写経を命じた金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう、通称「国分寺経」、奈良国立博物館蔵)より「國」「分」「寺」の三文字を抜粋して組み合わせたものであり、この書体と一体化して考案した図案は、日本の伝統的な家紋のひとつである「七宝紋」のデザインをベースに、ひとつひとつのドットが高次元で交差し拡張していくさまを表現している。

武蔵国分寺・国分尼寺が建立された古(いにしえ)の時代に想いを馳せつつ、私たちひとりひとりの知と行動が、互いに重なり合い紡ぎ合い、世界へ、そして未来へ。

いま、ここ。国分寺から。

※本ロゴは、東大寺長老森本公誠様に貴重なアドバイスを頂き制作されました。

   

「国分寺を深く知る」

東京経済大学 地域連携センター

国分寺のまち、ひと、自然、歴史をより深く知るための新たなコーナー「国分寺を深く知る」が始まります。

ポッドキャスト番組「国分寺レイディオ」
エッセイ&ルポ「国分寺を深く知る」
の2つのコンテンツでディープな国分寺をお届けします。



写真:「かがやき」
「国分寺駅の改良・自由通路の新設を機に歴史と変化の街国分寺市のさらなる発展を祈念し関係各位の尽力によって建立されたものである」(国分寺市長 本田良雄 筆)
平成元年 2月28日
制作 松坂 節三
協賛 多摩中央信用金庫
企画 国分寺ターミナルビル株式会社

 

音声番組 「国分寺レイディオ」

「国分寺レイディオ」は国分寺のひと、自然、歴史などを紹介するポッドキャスト番組(音声のみの番組)で、地域連携センターが制作・運営をする新たな取り組みです。
「国分寺レイディオ」第1シーズンでは「国分寺1976」という特集を組みました。
全5回の予定で、サブカルチャー、カウンターカルチャーの視点から1976年頃の国分寺の若者たちの姿を見つめます。
それは、国分寺のまちに今も流れ続けている、「自由を求め組織を求めない人たちが持っている精神」の源流をたどる旅であるともいえるかもしれません。
「国分寺1976」では、国分寺を中心とした60年代から70年代のサブカルチャー、カウンターカルチャーに詳しいライターの近松佐左衛門さんに依頼し、1976年に国分寺にいた若者たちである、竹中直人さん(1976年から80年代初めまで国分寺在住)、村上春樹さん(1974年から1977年までにジャズ喫茶「ピーターキャット」を国分寺で経営)、「部族」と名乗ったヒッピーたち(長本光男さんや山尾三省さんなどが1968年から国分寺に住みロック喫茶「ほら貝」を運営)、国分寺に育ったRCサクセションの忌野清志郎さん、国分寺を舞台にした野球漫画『野球狂の詩』を描いた水島新司さんなどについて語っていただきました。番組の編集、ジングル作成、BGM作曲・演奏はミュージシャンのGO ARAIさん(シタール、バイオリン奏者)が手掛けています。
今回は近松さんの一人語りとなりましたが、今後は対談やインタビューなどさまざまなかたちでラジオ番組を作ってゆきたいと考えています。
これからも試行錯誤は続きますが、生まれたばかりの「国分寺レイディオ」を暖かく見守っていただければと思います。
ご意見、ご感想などは地域連携センター crc■s.tku.ac.jp(■を@に変更)までメールでお願いいたします。

2023年4月 地域連携センター 笹川 克也

第1シーズン:国分寺1976


WEBで聴く

WEBで読む

エッセイ&ルポ「国分寺を深く知る」(近日公開予定)

情報サイト、情報番組、国分寺紹介ムックなどで表面的に取り上げられることが多い、あるいはほとんど取り上げられない人、仕事、本、自然などをディープに掘り下げて紹介します。