経済学科・国際経済学科
経済の仕組みを学んで、個人の幸せと社会全体の幸せを
同時に達成できる社会経済の実現をめざします
財政や金融、労働や社会保障、環境やコミュニティなど、日々の暮らしに深く関わる分野を経済学の観点から学びます。世の中の多岐にわたる経済・社会問題を、理論的、歴史的に理解し、実証的に分析できる能力を養成します。
欧米諸国や成長著しいアジアの経済を深く学ぶとともに、国際貿易、国際金融、開発協力など日本と世界との深いつながりを経済学の観点から学びます。国際社会の多様性を深く理解し、グローバル社会で活躍する人材を育成します。
テキスト輪読を通じた金融・証券の基礎的な学びと、日銀グランプリ、日経STOCKリーグなどの外部レポートコンテストへの参加を通じた実践学習を学びの両輪とします。金融・証券というテーマは、学生にとっては馴染みがない場合が多いのですが、社会の出来事と結びつけ、できるだけ実感してもらえるよう心がけています。コンテスト参加は、基本2年次生、3年次生がグループをつくって取り組みます。同じ目標を持った仲間と、締め切りがあるなかで課題を成し遂げ、しかも外部の人に評価され、結果も出るという経験は、まさに「仕事そのもの」。真剣勝負なだけに喜びもくやしさも大きく、グループワークのなかで人間的成長も遂げられる、大変やりがいのある課題だと思います。また、コンテストの準備では、東経大の先生方がこぞって協力してくださり、プレゼンテーションを聴き、熱心なアドバイスをいただけます。東経大全体が応援してくれる注目の取り組みと言えるでしょう。
日銀グランプリに向けて準備中に印象的だったのは、石川先生のサポートです。授業時間外でも熱心に指導していただき、自主的に学生が集まり話し合う「サブゼミ」にも参加していただきましたし、夜のZoom打ち合わせにも参加してもらい、丁寧なアドバイスをいただきました。日銀グランプリの決勝は日本銀行の本店でプレゼンをするという大舞台です。日銀の副総裁や実業家の方々からの質問に答えるという冷や汗ものでしたが、東経大の先生方の前でプレゼンの練習をしたかいもあって、落ち着いて応答できました。
「日銀グランプリ」とは…
日本銀行が主催する、金融・経済に関する学生のための小論文・プレゼンテーションのコンテスト。100以上の論文が集まり、決勝でプレゼンテーションができるのはわずか5組。その際の質疑応答は、日本銀行副総裁や高名な実業家が直接行います。