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新型コロナウイルス感染症への学生支援の対応
(2021年1月~7月)

2021年7月28日

学生支援担当副学長

岸 志津江

2021年1月以降、本学の所在する東京都を含む地域に緊急事態宣言が3回発令され、近隣地域にはまん延防止等重点措置が発令されました。このように感染症が収束しない状況下での本学の学生支援について、ご報告いたします。なお、本学では正課授業の他に、入学前後の大学への適応支援から、経済支援、ICT(情報コミュニケーション技術)環境整備、学習支援、留学生支援、資格取得支援、就職支援、課外活動支援、人権・学生生活相談など、様々な学生支援を実施しております。

卒業式および入学式

  • 卒業式は、卒業生のみを入構対象として、3月23日の午前と午後に2学部ずつに分けて実施しました。学長式辞等の式典部分は事前に収録した映像を各会場で放映し、学位記授与は対面で実施、卒業式の様子はオンラインでも配信しました。対面での卒業祝賀会は中止しましたが、ゼミ等によるオンライン祝賀会が実施されました。
  • 入学式と学部別オリエンテーションを、午前と午後の2回に分けて、対面で行いました。新入生のみを入構対象者としたうえで、感染拡大防止を徹底し、キャンパス内が密にならないように時間や空間を分散し、滞在時間を可能な限り短くして開催しました。欠席者やご家族等も式典を視聴できるように、オンライン配信を行いました。
  • 2020年度に入学式が中止となった新2年生の入学式を4月10日に対面で行いました。欠席者やご家族等も式典を視聴できるように、オンライン配信を行いました。式典の後には、学部別イベントや、「キャンパス見学 Let's Visit」を実施しました。

  • 卒業式および入学式の時期に合わせて、教職員の書いたメッセージが桜の花びらの上に表示される動画を作成し、大学公式サイトに公開しました。

新入生等の交流企画

  • 2021年度新入生向け行事として、入学前講座(2月)と上級生ファシリテーターによる交流企画(3月)をオンラインで実施しました。
  • 対面での編入学生オリエンテーションにファシリテーター学生が参加し、学生生活や履修の相談を受け、学生交流イベントを行いました。

  • 7月、3回目の緊急事態宣言が解除され、対面授業が再開したことに伴い「1・2年生のための交流企画―つながるプロジェクト―」を上級生ファシリテーターが企画しました。参加した1・2年生からは、「学部を超えて、たくさんの人と話ができて楽しかった。友達ができて良かった」と好評でした。

  • 新入生をはじめとする全学年対象の「地域別学生交流会」が父母の会主催で計5回(内1回は留学生対象)、オンライン開催されました。上級生がファシリテーターを務め、各種のゲームを通じて初対面同士の学生も盛り上がり、笑顔の絶えない60分でした。

経済支援

  • コロナ禍を起因とする場合も含め、家計急変による学生緊急経済支援制度があります。また、学費納入に関しては、学費延納制度があります。
  • 大学と東京武蔵国分寺ロータリークラブが共同で、困窮学生支援のための「フードバンク」事業を行いました。東京武蔵国分寺ロータリークラブと、この事業に協力していただける企業や団体などから寄付された9,000食分の食料品を配付しました。
  • 経済的に困窮している学生の支援の一環として、大学食堂で利用できる「東経大×JASSO食の支援ミールクーポン」の配付募集を行いました。

図書館

  • 図書の郵送サービスを行っています(送料の大学負担は3月末にて終了しました)。
  • 図書館利用ガイダンスの動画を作成し、図書館ホームページに掲載しています。

    「東京経済大学図書館WEBツアー」、「はじめて図書館を利用する前に」「OPACの使い方<基礎編>」、「図書館に本を探しに行こう(OPACの使い方実践編)」「My Libraryの使い方」、「学外からのデータベースへのアクセス(VPN接続)」「データベース<概要編>」、「新聞記事の調べ方」、「雑誌を探す」、「雑誌記事・論文を探す」、「電子ブックの使い方」 など。

  • 電子ブックを充実させています(和書:約2,800冊、洋書:約260冊)。
  • 授業で、オンラインデータベース講習会を実施しています。
  • 図書館長、教員がコーディネータとなり、オンライン読書茶話会を行っています。
  • 教員主催による読書会をオンライン併用で行っています。
  • 図書館ポータルから、オンラインレファレンスサービスを受け付けています。
  • 新2年生への対応として、「図書館利用案内冊子」を自宅へ郵送しました。歓迎企画として、図書館にて「教職員おすすめ本」の展示を行いました。

  • 夏休み企画として、「電子ブックを読んでみよう」、「就職活動に役立つ企業データベースの活用講座」のオンライン開催を予定しています。

ICT環境の整備(情報システム課)

  • 第1学期の授業は大規模講義を除いて、対面を原則として開講しましたが、緊急事態宣言期間中は遠隔授業に切り替えました。両方の授業形態に対応できるように、学内に遠隔授業受講スペースを確保し、ICT環境を整備しました。
  • 昨年は、インターネット回線をギガビットの回線を2本追加し増強を図り、VPNの同時接続を拡張し、図書館契約の各種データベースの利用等の環境を改善しました。2021年の対応は、以下のとおりです。
  • PC教室に感染防止のため、5、6号館のPC教室の各席にアクリル板を設置しました。
  • 6月より、これまでPC教室のみで利用可能であった統計解析ソフト「SPSS」を自宅のPCに導入し利用できるようになりました。
  • 6月より、WEBアップロード印刷サービスを開始しました。BYOD (Bring Your Own Device)を推進し、各自持ち込みのノートPCが増えていますが、持ち込みPCやスマホから、直接印刷できるサービスを開始しました。https://www.tku.ac.jp/iss/webprint.html 
  • オンライン授業等での利用のため、5号館PC教室のPC(2台あたり1台)にWEBカメラを設置しました(6号館PC教室は昨夏設置済)。
  • PC教室のヘッドセットを感染予防のため利用禁止にしたため、各自持ち込みのBluetooth対応のヘッドホンをPC教室のPCで利用できるよう、対応USBアダプタの貸し出しサービスを今春より開始しました。
  • 情報システム課の「QAサイト」を充実し、オンライン授業関連で問い合わせの多い内容について掲載しました。https://www.tku.ac.jp/iss/qa.html
  • メディア工房でのデジタルビデオカメラ等の貸し出し期間を2泊から3泊に延長しました。
  • コンビニでの各種証明書印刷サービスをスタートします。成績証明書、卒業証明書等を主要なコンビニエンスストアで印刷可能になります(今秋開始予定)。
  • 大学Wi-Fiのアクセスポイントを増設します。5号館各階南側のリフレッシュスペースにアクセスポイントを増設します(夏季休暇中実施予定)。
  • 学内のプリンター(PC教室、図書館等)にて、2021年度に限りますが、1年間に印刷可能な枚数を申請により増やすことになりました。具体的には、申請により「モノクロプリンタ500枚、カラープリンタ50枚」を増やす対応を行います。

詳細は以下をご参照ください。https://www.tku.ac.jp/iss/news/pc/post-123.html

学習センター

  • 例年、入学前の新入生対象に開催している「入学前TKUベーシック力講座」をオンラインで学部ごとに開催しました。2日程で7講座を開催し、344名が参加しました。(後日の動画視聴回数を合わせ1,055件参加視聴)
  • 学習センターの自習スペースの座席数を半分に減らし、アクリル板を設置しました。室内にはアルコール消毒液、除菌水を設置、窓口カウンターにはビニールカーテンを設置するなどの感染対策を行っています。貸し出し用図書は返却ボックスを設けて感染対策をしています。
  • 春季授業休止期間中のイベント(2月~3月)として、「SPI集中対策講座」をオンラインで開催しました(1回45分×6回)。
  • 学習相談は、学生の希望により対面とオンラインを併用して行っています(緊急事態宣言中はオンライン中心)。
  • ランチタイム講座は、①学習センター講座スペースで対面実施 ② 昼食がとれる教室への同時配信 ③ オンライン、④ 1週間後に録画版をポータル配信の4つの方法で実施しています(緊急事態宣言期間中は③④のみで開催)。
  • 遠隔授業で疲れている学生へ向けた「眠りのためのリラックス法」(オンライン講座)を開催しました(5月)。
  • 緊急事態宣言中(5月~6月)、「オンライン英会話サロン」(6回)、「TOEIC英単語ミニレッスン」(5回)をオンラインで開催しました。
  • 聴覚障がい学生の学修支援として、ノートテイカーが配置できないため、音声認識アプリを使用できる教室内の環境整備と備品の貸し出しを行いました。また、自習利用のため学習センターの環境整備を行いました。
  • 学内施設の利用案内として、学生が作成した「学習センター紹介動画」を2020年度生入学式に合わせて、学習センター内で動画配信し、「学習センター使い方紹介動画」をTKUポータル等で配信しました。

キャリア・サポートコース(CSC:資格取得支援)

  • 2月に実施した日商簿記検定の団体受験では、受験教室内の密を避けるため受験者数に上限を設定しました。制限人数を超過して団体受験の申し込みができず、個人受験をした学生も父母の会からの受験料補助の対象としました。
  • 4月の「CSC講座オリエンテーション」は、動画配信形式に変更して実施しました。
  • 6月の検定試験に向けた「簿記検定直前質問会」をオンラインで開催しました。
  • 昨年度、対面講座の代替として特別価格で案内した「宅建Web講座」について、2021年度も同様の価格で案内しました(2021年度は対面の学内講座も開講)。

課外活動

  • 2020年度第1学期には感染拡大防止のため活動停止としていた学生団体については、2020年8月以降、審査を受け承認された団体から活動を再開しています。
  • 公式試合など学内・学外での活動についても、事前に申請し許可を得ることを条件として活動しています。
  • 4月、対面でのサークル勧誘活動の代替として、オンラインによる「サークル説明会」を行いました。
  • 5月22日に学生団体の文化会が、新1年生、新2年生対象に、大学を知ること、交流を深めること、色々なサークルを知ることを目的とした「フレッシュマンデイ」をオンライン開催しました。
  • 文化会団体による「文化の花道」を7月10日~7月17日までオンラインで実施しました。文化会所属の23団体が展示や動画配信を通じて発表を行いました。
  • 7月、サークルへの加入ができていない新入生などから、対面での相談希望の声を受けて、学生団体による対面での「学生団体合同相談会」を行う予定でしたが、緊急事態宣言発令により延期となりました。

就職支援

  • キャリアセンター内の換気能力向上のため窓を追加する工事を実施し、また、感染対策として一定のスペースを確保した面談ブースを追加するレイアウト変更を行いました。
  • 個別面談は、WEB予約の際に対面面談かWEB面談のいずれかの面談形態を学生自身が選択できる方式を取り、より学生のニーズに合わせた支援を実施しています。
  • 「企業研究セミナー」、「合同企業説明会」、「公務員合同説明会」はオンラインツールを利用して実施しました(「合同企業説明会」は毎月開催)。
  • 各種就職支援行事については、遠隔授業実施期間中は主にオンラインツールを利用し、対面授業実施期間はオンラインと対面を併用しながら、数多くの支援を実施しています。
  • 学生への電話かけ(就職活動状況の確認、支援行事の案内等)は継続的に行っています。
  • 企業に対しては、WEB・電話による情報交換を行い、求人、採用状況、インターンシップ等の情報を収集しています。

国際交流

(外国人留学生への支援)

  • 2021年3月に、大学院と学部留学生の交流企画をオンラインで行いました。大学院生の実体験に基づくお話を伺い、また、大学院の制度や早期卒業制度の理解を深めることができました。
  • 2021年4月に、1年生及び2年生対象に、対面でオリエンテーションを行いました。3年生及び4年生については、従来の授業料減免、TKU奨学金資料の配付に合わせて、個別相談に対応しました。
  • 2021年7月12日に、1年生及び2年生対象にオンラインで懇談会を行いました。
  • 学部留学生と日本人学生がペアになって、授業や日本語学習に関するアドバイスを行う学習チューター制度があり、現在5組のペアで活動しています。

(様々な国際交流活動)

  • アメリカや中国、韓国の協定校とオンラインで交流する「海外大学との交流企画」を行いました。この他、コロラド大学ボルダー校とは日本語と英語による言語交流を行っています。
  • 春季休暇中にオンラインで参加できる海外語学研修の案内と補助金の申請について案内しました。
  • グローバルラウンジ コトパティオ(ネイティブスピーカーと外国語で交流できるスペース)の運営をオンラインで行い、緊急事態宣言が解除となった4月は対面式で開室しました。イベントも継続してオンライン上で行い、春季休暇中の2月3日と3月11日には1日英語研修を実施しました。

学生相談室

  • 遠隔授業実施期間中は電話相談を基本として、対面授業実施期間は対面相談を基本としながら、利用学生の個別の状況に配慮した相談活動を実施しています。
  • 利用案内を電子化し、学生相談室の紹介動画を作成・公開することで、学生相談室の利用方法について周知を図りました。
  • フリースペース「サロン」の座席数を減らし、換気をよくすることで、感染症拡大防止に配慮した利用を促しています。
  • 学生相談委員会が企画する講義、「総合教育ワークショップ(青年心理)」にて自己理解とコミュニケーションについて、体験的に学ぶ機会を設けました。
  • 学生相互の交流を深める「出会いの会」「茶話会」をオンラインで実施しました。さらに、対面授業期間中は対面とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。
  • 体験形式で自他の理解を深める、「学生相談わーくしょっぷ」をオンラインで実施しました。さらに、対面授業期間中は対面とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。
  • 各学部の実施する学習相談会と連携して、多様な相談に対応した支援を実施しました。
  • 学習センターランチタイム講座にて、「眠りのためのリラックス法」講座をリアルタイムで配信、講座動画を後日オンデマンドで配信しました。
  • 図書館に学生相談室カウンセラーの紹介図書コーナーを設置しました。
  • 東京経済大学新聞会発行の「東京経済大学新聞第523号」のコラム「コロナと孤独」にて学生相談室カウンセラーのインタビュー記事が掲載されました。

新型コロナウイルス感染予防対策(学内施設)

  • 各建物入口にアルコール消毒液を設置、その後対面授業拡大に伴い、各教室に設置しました。
  • 入構を正門に限定し、学生厚生会館内の検温所の通過を義務付け、入構記録および、体温、マスクのチェックをしています。その後、対面授業拡大に伴い、大人数の通過に備え入構記録を廃止しサーマルカメラ(非接触型検温器)の増設をしました。さらに東北門からの入構を許可し、6号館にも検温所を設置しました。また、無人の南門は常時閉鎖しています。
  • 村山校舎にサーマルカメラを設置しました。国分寺からのスクールバス乗車時の検温を行っています。
  • 事務室の各窓口には飛沫感染防止用のアクリルボードを取り付けました。
  • 学内のラウンジ等、休憩スペースは什器を間引き、アクリルボードを設置しました。
  • 各教室の教卓にはアクリルボードを設置し、座席への飛沫飛散を防止しました。
  • PC教室では、各座席にアクリルボードを設置しました。
  • 換気を強化するため、食堂および低層階の教室に網戸を設置しました。
  • 各教室の定員をソーシャルディスタンス確保のため、1/2としました。そのうえで、厚生労働省の推奨する、ビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)における「空気環境の調整に関する基準の必要換気量(一人あたり毎時30㎥)」を満たすために、換気能力が不足する9教室について換気扇増強工事を行いました。
  • 換気とマスクの常時着用を呼びかける学内放送を授業期間中は毎昼休みに行いました。
  • 学生食堂用に空間除菌機を購入しました(今秋稼働予定)。また、二酸化炭素濃度表示器を設置しました。
  • トイレの扉を接触防止のため常時開放し、衝立を設置しました。またハンドドライヤーの使用を中止しています。

以上

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