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新型コロナウイルス感染症への学生支援の対応
(2021年1月~2022年3月)

2022年2月7日

学生支援担当副学長

岸 志津江

本学では正課授業の他に、入学前後の大学への適応支援から、経済支援、ICT(情報コミュニケーション技術)環境整備、学習支援、留学生支援、資格取得支援、就職支援、課外活動支援、人権・学生生活相談など、様々な学生支援を実施しております。
以下に2021年におけるコロナ禍での学生支援の対応をまとめて、ご報告いたします。なお、過去の報告は、下記の情報をご参照ください。

授業

  • 2021年度授業は、感染対策上やむを得ない一部の授業を除き、原則として対面授業(全授業の86%)で開講しましたが、緊急事態宣言発令とその後の延長を受けて4月26日から6月26日まですべての対面授業を遠隔授業に切り替えました。
  • 6月28日から対面授業を再開したものの、7月12日緊急事態宣言再発令に伴い、1学期終了まで再び遠隔授業に切り替え、定期試験も中止しました。
  • 2学期はすべて遠隔授業で開始し、9月30日の緊急事態宣言終了後、スポーツ科目は10月1日から、その他の科目は10月8日から当初予定されていた形態(対面・遠隔)で授業を行いました。
  • 東京都の新型コロナウイルス感染者の急増を受けて、2022年1月17日以降の対面授業については、担当教員の判断により遠隔授業に切り替えることを可能としました。また、臨時試験、定期試験についても取りやめることを可能としました。
  • 遠隔授業の支援のため、教員向け研修会(FD)を開催(5/20「オンライン授業 ミニマムスタンダードと実施例」、9/14「Withコロナでの新しい授業の在り方について」)するとともに、全学教務委員会「遠隔授業ガイドライン」を9/29に更新しました。
  • 2022年度の授業については、「2022年度の授業方針について」を参照してください。
    https://www.tku.ac.jp/news/2021/1215-2599.html
    (以下は2020年度の対応です。)
  • 2020年度第1学期の授業はすべてオンラインで実施しました。リアルタイムで配信する授業の他に、学生が都合のよいときに受講できるオンデマンド型も併用しました。
  • 第2学期は少人数の授業に限定して、教室内での3密を避ける状態で、対面で実施しています。その際に遠方に住んでいる学生等に配慮して、オンラインでも受講できる「ハイブリッド型」で実施できるように、中継用機器を教室に設置しました。
    オンライン授業実施のための主な対応
  • オンライン授業支援委員会設置
  • 「2020年度第1学期のオンライン授業の受講準備」を授業開始前に学部生および大学院生に配信、授業支援システム(manaba)のマニュアルについても言及しました。
  • 第2学期開始前にも同様の情報を配信しました。
  • 全学教務委員会「遠隔授業ガイドライン」作成、教員向け研修会(FD)開催、学生・教員対象アンケート実施を実施しました。
  • 情報システム課、manabaおよびオンライン会議システム(Zoom)のマニュアルを作成しました。
  • AVセンター、授業録画および中継等のサポートを実施しました。
  • ハイブリッド型授業中継用カメラ・PC等を教室に設置しました。

卒業式および入学式

  • 2020年度卒業式は、卒業生のみを入構対象として、2021年3月23日の午前と午後に2学部ずつに分けて実施しました。学長式辞等の式典部分は事前に収録した映像を各会場で放映し、学位記授与は対面で実施、卒業式の様子はインターネットでも配信しました。対面での卒業祝賀会は中止しましたが、ゼミ等によるオンライン祝賀会が実施されました。
  • 入学式と学部別オリエンテーションを、午前、午後の2回に分けて、対面で行いました。新入生のみを入構対象者としたうえで、感染拡大防止を徹底し、キャンパス内が密にならないように時間や空間を分散し、滞在時間を可能な限り短くして開催しました。欠席者やご家族等も式典を視聴できるように、インターネット配信を行いました。
  • 2020年度に入学式が中止となった新2年生の入学式を4月10日に対面で行いました。欠席者やご家族等も式典を視聴できるように、インターネット配信を行いました。式典の後には、学部別イベントや、「キャンパス見学 Let's Visit」を実施しました。
  • 卒業式および入学式の時期に合わせて、教職員の書いたメッセージが桜の花びらの上に表示される動画を作成し、大学ホームページに公開しました。
  • 2021年度9月卒業式も学位記授与を対面で実施し、卒業式式典、懇親会は中止としました。
  • 2021年度3月卒業式及び2022年度入学式は、式典は午前と午後に2学部ずつに分けて対面で開催予定(感染状況により変更の可能性があります)です。式典後の学位記授与、オリエンテーションは指定された会場で学部等別に分散方式で行い、卒業祝賀会は中止とし、参加できない卒業生、保証人等に向けて、卒業式、入学式はインターネットで配信予定です。
  • 卒業式・入学式共に、在校生の入構は可能とし、卒業式当日の在校生入構者については、学生団体、ゼミ等を通し、入構者名簿を提出させ、感染対策を徹底させます。入学式当日の在学生入構者は新入生歓迎実行委員会に妥当なルールを作成させる予定です。

以下、2022年3月30日追記

  • 2022年度入学式は、対面(分散)開催とし新入生と一部の名簿登録した在学生のみを入構対象としたうえで、感染拡大防止を徹底し、キャンパス内が密にならないように時間や教室を分散し、滞在時間を可能な限り短くしての開催します。ご家族等の入構はできませんが、当日、大学公式サイト「新入生向け情報ページ」上で式典のライブ配信を行います。

新入生等の交流企画

  • 2021年度新入生向け行事として、入学前講座(2月)と上級生ファシリテーターによる交流企画(3月)をオンラインで実施しました。
  • 対面での編入学生オリエンテーションにファシリテーター学生が参加し、学生生活や履修の相談を受け、学生交流イベントを行いました。
  • 7月、第3回緊急事態宣言が終了したことで、対面授業が再開したことに伴い「1・2年生のための交流企画―つながるプロジェクト―」を上級生ファシリテーターが企画しました。参加した1・2年生からは、「学部を超えて、たくさんの人と話ができて楽しかった。友達ができて良かった」と好評でした。
  • 新入生をはじめとする全学年対象の「地域別学生交流会」が父母の会主催で計5回(内1回は留学生対象)、オンライン開催されました。上級生がファシリテーターを務め、各種のゲームを通じて初対面同士の学生も盛り上がり、笑顔の絶えない60分でした。
  • 10月は、1,2年生の交流会として、同世代や先輩学生と交流できるアットホームなイベントを対面×ZOOMのハイブリッド形式で「ひとり暮らし(自宅外通学)」、「女子学生限定」、「映画好きの学生」を企画しました。11月は、「アニメやゲーム好きの学生」や2、3年生と4年生との座談会「卒業後のキャリアを見据えた学生生活の過ごし方」をハイブリッド形式で企画しました。各企画の参加者は限られていましたが満足度は高いものでした。
  • 2022年3月には、2022年度入学者対象の交流会「ウェルカム・パーティ」を対面形式で年内入試合格者と一般選抜・共通テスト合格者に分かれて企画しており、その開催に必要な対面形式での12月の「チームビルディング研修」と2月には感染拡大のため対面からZOOMに変更した「ファシリテーター研修会」を実施しました。12月の研修では3月のイベントに参加した新入生が友人を作り、大学生活に期待を寄せてもらえるようにと、真剣かつ笑顔で取り組んでいました。

経済支援

  • コロナ禍を起因とする場合も含め、家計急変による学生緊急経済支援制度があります。また、学費納入に関しては、学費延納制度があります。
  • 大学と東京武蔵国分寺ロータリークラブが共同で、困窮学生支援のための「フードバンク」事業を行いました。東京武蔵国分寺ロータリークラブと、この事業に協力していただける企業や団体などから寄付された9,000食分の食料品を配付しました。
  • 経済的に困窮している学生の支援の一環として、大学食堂で利用できる「東経大×JASSO食の支援ミールクーポン」の配付募集を行いました。
  • 大学と大学生協が共済し、10月と12月にフードバンクを実施し、延べ450名の学生へ食品を配布することができました。学生からは、「一人暮らしで困窮しているのでとても助かる」等の意見が多数寄せられました。
  • 10月から12月にかけて、教職員有志団体「女子学生支援プロジェクト」がカンパを集り、延べ450名の女子学生に生理用品の配布を行いました。
  • 2期の教科書購入について、対面授業に切り替わるまでの期間に生協で購入した教科書の送料を大学が負担

図書館

  • オンラインでの利用環境を充実させています。
  • 図書館利用ガイダンス動画を、図書館ホームページに掲載しています。
    「東京経済大学図書館WEBツアー」、「はじめて図書館を利用する前に」、「OPACの使い方<基礎編>」、「図書館に本を探しに行こう(OPACの使い方実践編)」、「My Libraryの使い方」、「学外からのデータベースへのアクセス(VPN接続)」、 「データベース<概要編>」、「新聞記事の調べ方「雑誌を探す」、「雑誌記事・論文を探す」、「電子ブックの使い方」 など。
  • データベース利用動画を、図書館ホームページに掲載しています。
    新聞記事、雑誌記事、マーケットデータ、英米法データベース
  • 教員による「レポートの書き方」講座、「きちんとしたメールの書き方」講座、「プレゼンの仕方、聴き方」講座の動画を、図書館ホームページに掲載しています。
  • 電子ブックを充実させています(和書:約2,800冊、洋書:約3,000冊)。
  • データベース講習会をオンラインで実施しました。
  • 図書館長、教員がコーディネータとなり、オンライン読書茶話会を行っています。
  • 教員主催による読書会をオンライン併用で行いました。
  • 新2年生への対応として、「図書館利用案内冊子」を自宅へ郵送しました。歓迎企画として、図書館にて「教職員おすすめ本」の展示を行いました。
  • 夏休みに、「電子ブックを読んでレビューを書こう」、「就活生必見【簡単な企業情報の調べ方教えます】の企画をオンラインで実施しました。
  • 図書館ポータルから、オンラインレファレンスサービスを受け付けています。
  • 図書の郵送サービスを行っています(送料の大学負担は3月末にて終了しました)。

ICT環境の整備(情報システム課)

  • 第1学期の授業は大規模講義を除いて、対面を原則として開講しましたが、緊急事態宣言期間中は遠隔授業に切り替えました。両方の授業形態に対応できるように、学内に遠隔授業受講スペースを確保し、ICT環境を整備しました。
  • 昨年は、インターネット回線をギガビットの回線を二本追加し増強を図り、VPNの同時接続を拡張し、図書館契約の各種データベースの利用等の環境を改善しました。2021年の対応は、以下のとおりです。
  • PC教室に感染防止のため、5、6号館のPC教室の各席にアクリル板を設置しました。
  • 6月より、これまでPC教室のみで利用可能であった統計解析ソフト「SPSS」を自宅のPCに導入し利用できるようになりました。
  • 6月より、WEBアップロード印刷サービスを開始しました。BYOD (Bring Your Own Device)を推進し、各自持ち込みのノートPCが増えていますが、持ち込みPCやスマホから、直接印刷できるサービスを開始しました。https://www.tku.ac.jp/iss/webprint.html 
  • オンライン授業等での利用のため、5号館PC教室のPC(2台あたり1台)にWEBカメラを設置しました(6号館PC教室は昨夏設置済)。
  • PC教室のヘッドセットを感染予防のため利用禁止にしたため、各自持ち込みのBluetooth対応のヘッドホンをPC教室のPCで利用できるよう、対応USBアダプタの貸し出しサービスを今春より開始しました。
  • 情報システム課の「QAサイト」を充実し、オンライン授業関連で問い合わせの多い内容について掲載しました。https://www.tku.ac.jp/iss/qa.html
  • メディア工房でのデジタルビデオカメラ等の貸し出し期間を2泊から3泊に延長しました。
  • コンビニでの各種証明書印刷サービスをスタートします。成績証明書、卒業証明書等を主要なコンビニエンスストアで印刷可能になります(今秋開始予定)。
  • 大学Wi-Fiのアクセスポイントを増設します。5号館各階南側のリフレッシュスペースにアクセスポイントを増設します(夏季休暇中実施予定)。
  • 学内のプリンター(PC教室、図書館等)にて、2021年度に限りますが、1年間に印刷可能な枚数を申請により増やすことになりました。具体的には、申請により「モノクロプリンタ500枚、カラープリンタ50枚」を増やす対応を行います。
    詳細は以下をご参照ください。
    https://www.tku.ac.jp/iss/news/pc/post-123.html

学習センター

  • 例年、入学前の新入生対象に開催している「入学前TKUベーシック力講座」をオンライン(Zoom利用)で学部ごとに開催しました。2日程で7講座を開催し、344名が参加(後日の録画視聴回数を合わせ1,055件参加視聴)しました。
  • 学習センターの自習スペースの座席数を半分に減らし、アクリル板を設置しました。室内にはアルコール消毒液、除菌水を設置、窓口カウンターにはビニールカーテンを設置するなどの感染対策を行っています。貸し出し用図書は返却ボックスを設けて感染対策をしています。
  • 春季授業休止期間中のイベント(2月~3月)として、「SPI集中対策講座」をWEB(Zoom)で開催しました(1回45分×6回)。
  • 学習相談は、学生の希望により対面とWEB(Zoom)を併用して行っています(緊急事態宣言中はWEB(Zoom)中心)。
  • 長期休暇期間中の専任教員相談員による「学習相談」が増えているため、2021年度より長期休暇期間中における学習相談の対応をしました。  
  • ランチタイム講座は、①学習センター講座スペースで対面実施 ② 昼食がとれる教室への配信 ③ オンライン(Zoom利用)、④ 1週間後に録画版をポータル配信の4つの方法で実施しています(緊急事態宣言期間中は③④のみで開催)。
  • オンライン授業でのストレス解消に役立つ講座として、「眠りのためのリラックス法」、「オンライン疲れのためのリラックス法」、「アートセラピー体験会」を開催しました。
  • 夏季休暇期間中に学生が学内施設を利用できるイベントを開催しました8日程)。「TOEIC IPスコアレポートの見方」2日程、「夏休み 英語学習 Study with me」4日程、「1、2年生対象センパイが教えるこんなに便利で使える学内施設&交流会」、「簡単!楽しい!ハーバリウムを作ろう!」
  • 学生による学生のためのピアサポートを意識して、学生によるランチタイム講座を複数開催し多くの学生が参加しました。 
  • 「公務員に興味ある学生集まれ~!公務員合格した先輩からのアドバイス」、「簿記や会計士に興味ある学生集まれ~!公認会計士論文式試験に3年次で合格した現役東経大生による、みんなへのアドバイス」、「国家公務員に興味ある学生集まれ~!国税専門官に合格した学生からのアドバイス 」、「FPに興味ある学生集まれ~いま人気のファイナンシャルプランナー!~2級合格した学生の声~」、「留学や進学に興味ある学生集まれ~オーストラリアメルボルン大学大学院に合格した先輩からのアドバイス」
  • 昼休み(15分~30分)に、英語学習アドバイザーによるオンライン(Zoom利用)、「英会話サロン」、1日5単語を学ぶ「TOEICミニ単語講座」を複数回開催し、その後の英語相談につながりました。 
  • 学生のゼミ選択の参考になるように、ゼミナール連合会と協力し、学習センター内でゼミポスター展示を行いました。また6号館1階のデジタルサイネージでゼミ連によるメッセージを動画配信しました。                                                           
  • 聴覚障がい学生の学修支援として、音声認識アプリを使用できる教室内の環境整備と備品の貸し出しを行いました。また、自習利用のため学習センターの環境整備を行いました。
  • 学内施設の利用案内として、学生が作成した「学習センター紹介動画」を2020年度生入学式に合わせて、学習センター内で動画配信し、「学習センター使い方紹介動画」をTKUポータル等で配信しました。

キャリア・サポートコース(CSC:資格取得支援)

  • 2月に実施した日商簿記検定の団体受験では、受験教室内の密を避けるため受験者数に上限を設定しました。制限人数を超過して団体受験の申し込みができず、個人受験をした学生も父母の会からの受験料補助の対象としました。
  • 4月の「CSC講座オリエンテーション」は、動画配信形式に変更して実施しました。
  • 6月の検定試験に向けた「簿記検定直前質問会」をZoomにて開催しました。
  • 昨年度、対面講座の代替として特別価格で案内した「宅建Web講座」について、2021年度も同様の価格で案内しました(2021年度は対面の学内講座も開講)。
  • 2021年度のCSC講座は原則として対面形式で実施したため、密を避けるための教室配当を考慮しました。
    〇MOS講座
      従来は受講者数36名(最大)を1室に収容して実施していたところ、2分割して18名(最大)×2教室での実施としました。
      〇簿記2級講座(6月検定向け・3月開講クラス)
      〇公務員基礎講座
      受講者数が想定より増えたため、収容人員に余裕のある教室に変更しました。

    課外活動

    • 2020年度の1学期には感染拡大防止のため活動停止としていた学生団体については、2020年8月以降、審査を受け承認された団体から活動を再開しています。
    • 公式試合など学内・学外での活動についても、事前に申請し許可を得ることを条件として活動しています。
    • 4月、対面でのサークル勧誘活動の代替として、オンラインによる「サークル説明会」を行いました。
    • 5月22日(土)に学生団体の文化会が、新1年生、新2年生対象に、大学を知ること、交流を深めること、色々なサークルを知ることを目的とした「フレッシュマンデイ」をオンライン開催しました。
    • 文化会団体による「文化の花道」を7月10日~7月17日までオンラインで実施しました。文化会所属の23団体が展示や動画配信を通じて発表を行いました。
    • 7月、サークルへの加入ができていない新入生などから、対面での相談希望の声を受けて、学生団体による対面での「学生団体合同相談会」を行う予定でしたが、緊急事態宣言発令により延期となりました。なお、10月には、対面又はZOOMで1年生、2 年生対象の学団合同説明会・サークル相談会を開催しました。
    • 10月30日、31日(前夜祭は29日)に葵祭実行委員会主催の「第122回葵祭~平行線の交わり時~」を入構制限した上でオンライン開催しました。なお、30日の夜ステージ企画では、ZOOMウェビナーにてダンスサークルによる生配信も行いました。
    • 11月、未加盟(未公認)サークルの課外活動特別再開(サークル新設・対面活動の特別再開申請)の申請が可能となりました。
    • ゼミナール連合会により、11月より開講されているゼミを自由に見学できるオープンゼミナールが開催され、12月には、経済・経営・現代法学部の新規ゼミ履修者対象のゼミ説明会(ゼミナール・オリエンテーション)をZOOMで開催しました。
    • 新入生歓迎実行委員会により、サークルへの勧誘を円滑に進めていくために行う会議、第1回サークル代表者会議をZOOMで開催し、今後は対面形式で行う予定です。

    就職支援

    • キャリアセンター内の換気能力向上のため窓を追加する工事を実施し、また、感染対策として一定のスペースを確保した面談ブースを追加するレイアウト変更を行いました。
    • 個別面談は、WEB予約の際に対面面談かWEB面談のいずれかの面談形態を学生自身が選択出来る方式を取り、学生のニーズに合わせた支援を実施しました。
    • 各種就職支援行事については、遠隔授業実施期間中は主にオンラインツールを利用し、対面授業実施期間はオンラインと対面を併用しながら、数多くの支援を実施しました。前年度の経験から動画配信のみの支援行事は、視聴数が伸び悩む傾向であったため、オンラインで実施する支援行事のほとんどをライブ配信にて実施しました。さらに、効果・参加しやすさ等を考慮し、行事によってZoomミーティング(参加学生の顔が映る)、Zoomウェビナー(講演者のみ顔が映る)を使い分けて実施しました。主な支援行事と開催方法は以下の通りです。
        就職ガイダンス(全6回)      オンライン開催
        2年生全員面談(5月~6月)     動画配信+WEB面談
        3年生全員面談(10月~11月)    動画配信+対面面談(一部WEB面談)
        業界・企業セミナー(11月~12月)  オンライン開催
        合同企業説明会(毎月開催)      オンライン開催
        業界別卒業生団体主催の懇談会・相談会 オンライン開催
    • 学生への電話かけ(就職活動状況の確認、支援行事の案内等)は、年間を通して実施しました。
    • 企業に対しては、4月から10月まではWEB・電話による情報交換を行い、11月以降は企業訪問を再開し、求人・採用状況・インターンシップ等の情報を収集しました。

    国際交流

    (外国人留学生への支援)

    • 2021年3月に、大学院と学部留学生の交流企画をZoomで行いました。大学院生の実体験に基づくお話を伺い、また、大学院の制度や早期卒業制度の理解を深めることができました。
    • 2021年4月に、1年生及び2年生対象に、対面でオリエンテーションを行いました。3年生及び4年生については、従来の授業料減免、TKU奨学金資料の配付に合わせて、個別相談に対応しました。
    • 2021年7月12日に、1年生及び2年生対象にZoomで懇談会を行いました。
    • 学部留学生と日本人学生がペアになって、授業や日本語学習に関するアドバイスを行う学習チューター制度があり、現在6組のペアで活動しています。
    • 対面での交流チューター企画として、2021年11月30日にボーリング大会、2022年1月11日に書道体験会を行いました。

    (様々な国際交流活動)

    • アメリカや中国、韓国の協定校とオンラインで交流する「海外大学との交流企画」を行いました。この他、コロラド大学ボルダー校とは日本語と英語による交流を行っています。
    • 春季休暇中(2021年2~3月)にオンラインで参加できる海外語学研修の案内と補助金の申請について案内しました。
    • グローバルラウンジ コトパティオ(ネイティブ講師と外国語で交流できるスペース)は、緊急事態宣言中を除き対面式で開室しました。イベントも継続して行い、夏季休暇中の2021年9月7日、9月14日に1日英語研修を実施しました。2022年3月8日、3月15日にもビジネス英語をテーマに1日英語研修を行う予定です。
    • 2021年10月11日に、パキスタン出身の方を講師に迎えて国際交流講演会(ギルギッドにおける女子教育とミナワーにおけるOLSSの役割)を開催しました。
    • 2021年12月18日~19日にマルチカルチュラル・フェスティバルを開催しました。18日は「英語プレゼンテーションコンテスト」を対面で行い、10名のファイナリストがテーマを自由に設け、発表を行いました。19日は、本学の国際交流や英語学習に関する施設やプログラムの紹介、海外協定校と本学の学生による英語での討論、本学の卒業生を講師に迎えて「マルチカルチュラル・マネジメント講演会」(世界一周してボクは“日本人”になりました~多文化共生のためのマトリョーシカ~)をオンラインで行いました。

    学生相談室

    • 遠隔授業実施期間中は電話相談を基本として、対面授業実施期間は対面相談を基本としながら、利用学生の個別の状況に配慮した相談活動を実施しています。
    • 利用案内を電子化し、学生相談室の紹介動画を作成・公開することで、学生相談室の利用方法について周知を図りました。
    • フリースペース「サロン」の座席数を減らし、換気をよくすることで、感染症拡大防止に配慮した利用を促しています。
    • 学生相談委員会が企画する講義、総合教育ワークショップ(青年心理)にて自己理解とコミュニケーションについて、体験的に学ぶ機会を設けました。
    • 学生相互の交流を深める「出会いの会」「茶話会」をオンラインで実施しました。さらに、対面授業期間中は対面とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。
    • 体験形式で自他の理解を深める、「学生相談わーくしょっぷ」をオンラインで実施しました。さらに、対面授業期間中は対面とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。
    • 各学部の実施する春と秋の学習相談会と連携して、多様な相談に対応した支援を実施しました。
    • 学習センターランチタイム講座にて、「眠りのためのリラックス法」「オンライン疲れのためのリラックス法」講座をリアルタイムで配信、講座動画を後日オンデマンドで配信しました。
    • 図書館に学生相談室カウンセラーの紹介図書コーナーを設置しました。
    • 東京経済大学新聞会発行の「東京経済大学新聞第523号」のコラム「コロナと孤独」にて学生相談室カウンセラーのインタビュー記事が掲載されました。

    人権相談室

    • 相談は日程調整を行うため、申し込みはwebフォームからも利用できます。相談は、対面と電話が可能です。事案の緊急性や内容に応じて対応しています。
    • 遠隔授業等の場で起きているハラスメント相談にも随時応じています。
    • 就活セクハラ等も(遠隔での面接試験も含む)問題視されているため、学生から話が出た場合には人権相談室をご案内ください。
    • 学生対象講座に関しては、ハイブリット開催として、期間限定でアーカイブで視聴できるようにしています。

    新型コロナウイルス感染予防対策(学内施設)

    • 各建物入口にアルコール消毒液を設置、その後対面授業拡大に伴い、各教室に設置しました。
    • 入構を正門に限定し、学生厚生会館内の検温所の通過を義務付け、入構記録および、体温、マスクのチェックをしています。その後、対面授業拡大に伴い、大人数の通過に備え入構記録を廃止しサーマルカメラ(非接触型検温器)の増設をしました。さらに東北門からの入構を許可し、6号館にも検温所を設置しました。また、無人の南門は常時閉鎖しています。
    • 村山校舎にサーマルカメラを設置しました。国分寺からのスクールバス乗車時の検温を行っています。
    • 事務室の各窓口には飛沫感染防止用のアクリルボードを取り付けました。
    • 学内のラウンジ等、休憩スペースは什器を間引き、アクリルボードを設置しました。
    • 各教室の教卓にはアクリルボードを設置し、座席への飛沫飛散を防止しました。
    • PCL教室では、各座席にアクリルボードを設置しました。
    • 換気を強化するため、食堂および低層階の教室に網戸を設置しました。
    • 各教室の定員をソーシャルディスタンス確保のため、1/2としました。そのうえで、厚生労働省の推奨する、ビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)における「空気環境の調整に関する基準の必要換気量(一人あたり毎時30㎥)」を満たすために、換気能力が不足する9教室について換気扇増強工事を行いました。
    • 換気とマスクの常時着用を呼びかける学内放送を授業期間中は毎昼休みに行いました。
    • 学生食堂用に空間除菌機を購入しました(今秋稼働予定)。また、二酸化炭素濃度表示器を設置しました。
    • トイレの扉を接触防止のため常時開放し、衝立を設置しました。またハンドドライヤーの使用を中止しています。
    • 10月から11月にかけて、文部科学省からの依頼で無症状者対象に感染状況をモニタリングし、そのデータを分析して感染拡大の予兆や感染源を早期に探知することを目的とした新型コロナ無料PCR検査を実施しました。

    関連部署のご案内