本サイトでは、学生向けに主に「無料(条件付き含む)」で利用可能な生成AIについて紹介しています。
- 2024年6月 公開。
- 2024年8月 「Adobe Express」で画像を生成する方法を追加
- 2024年8月 「Dream Machine」で動画を生成する方法を追加
- 2024年8月 「Midjourney」で画像を生成する方法を追加
- 2024年9月 「Genspark」の利用方法を追加
- 2024年9月 「Geminiで回答が間違っていないか確認する方法」を追加
- 2024年9月 「Stable Audio」の利用方法を追加
- 2024年10月 「音声生成AI(テキスト読み上げ)の利用方法」を追加
- 2024年10月 「DeepL Write」の利用方法を追加
- 2024年10月 「PixVerse」の利用方法を追加
- 2024年10月 「AIで生成した画像かどうかチェックする方法(目安として)」を追加
- 2024年10月 「ELYZA LLM」の利用方法を追加
- 2024年10月 「AIでアバターを作成する方法」を追加
- 2024年10月 「Ideogram」の利用方法を追加
- 2024年10月 「AIで生成した文章かどうかチェックする方法(目安として)」を追加
- 2024年10月 「Magic Eraser」画像から不要なものを消す方法を追加
- 2024年10月 「Shodo(ショドー)」の利用方法を追加
- 2024年11月 「LUMA AI(Genie)」の利用方法を追加
- 2024年11月 「Felo」の利用方法を追加
- 2024年11月 「TripoSR」の利用方法を追加
- 2024年11月 「ChatGPTでExcelのマクロを作成する方法」を追加
- 2024年11月 「GPTexcel」の利用方法を追加
1.はじめに 2.主な「テキスト生成AI」の利用方法 3.主な「画像生成AI」の利用方法 4.主な動画生成AIと利用方法 5.主な音楽生成AIと利用方法 6.音声生成AI(テキスト読み上げ)の利用方法 7.その他の生成AIの利用方法 8.プロンプト例(活用事例) 9.FAQ 10.参考 1.はじめに
1.生成AIとは?
生成AIとは、「Generative AI:ジェネレーティブAI」とも呼ばれるAI(人工知能)の一種です。さまざまなコンテンツを生成できるAIのことです。
従来のAIが決められた行為の自動化が目的であるのに対し、生成AIはデータのパターンや関係を学習し、新しいコンテンツを生成することを目的としています。生成できるものは、文章以外にもプログラムのコード、画像、動画、音声等多岐にわたります。
利用上の注意
生成AIを利用する際は、以下本学からの案内をよくお読みください。
主な注意事項
- 個人情報や機密情報は入力しないこと
入力した内容は、生成AIのモデルの学習に利用されたり流出する可能性があります。- 出力された情報が正しいかどうか精査すること(ファクトチェックを行う)
AIが生成した内容には虚偽が含まれている可能性があります。生成されたデータを安易に鵜吞みにしないこと。- 著作権等を侵害しないようにすること
生成AIに対する指示の仕方によって、誰かの作品に似てしまう可能性が考えられます。- 学修(授業や課題等)で生成AIを利用する際は、担当教員の指示に従うこと
- 利用アカウントを厳重に管理すること
アカウント、パスワード情報が漏えいした場合、入力した内容も漏えいする危険があります。2.主なテキスト生成AIと利用方法
「ChatGPT」「Gemini」「Microsoft Copilot」「Claude」「ELYZA LLM」「Perplexity」「Genspark」「Felo」「Shodo」を紹介。 ChatGPT
- 概要:OpenAI社が提供している生成AIサービス。
無料版ではモデル「GPT-3.5」が利用可能(「GPT-4」は利用不可)。
- アクセス:アカウントがなくても利用可能。 → ChatGPTにアクセス
Gemini(旧名 Google Bard)
- 概要:Googleが提供している生成AIサービス。
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。 → Geminiにアクセス
Microsoft Copilot(旧名 Bing Chat)
- 概要:Microsoft社の生成AIサービス。画像生成や画像認識(アップロード)にも対応
- 利用方法1:本学Office365アカウントでサインイン。
→ Copilot(copilot.microsoft.com)にアクセス
- 利用方法2: 本学Office365アカウントでサインイン。
→ Copilot(bing.com)にアクセス(サインイン無しでも一定回数は利用可能)
- 利用方法3: ブラウザ「Microsoft Edge」のサイドバーから利用。
→Edgeを起動し、右上の青いボタンをクリックして利用。
- 利用方法4:「Copilot in Windows」で利用。
→タスクバーの「Copilot」アイコンをクリックして起動。
または「Windows」キー + 「C」にて起動。
※「ローカルアカウント」でWindowsを利用時は、利用できない場合あり。
Claude(クロード)
- 概要:Anthropic(アンスロピック)社によって提供されている生成AIサービス。
※Anthropic社:OpenAI社の元メンバーによって設立された米国のAIスタートアップ
他の生成AIに比べ、日本語の自然な文章が生成できると言われている。
- アクセス:サインインして利用。 → Claudeにアクセス ※電話番号の入力が必須
🔰はじめての方へ 「Claude」の利用方法
ELYZA(イライザ)
- 概要:東京大学発。日本語に対応したテキスト生成AIサービス。
高度な日本語処理能力をもつ。
- アクセス:サインインせずに利用可能。 → ELYZAにアクセス
🔰はじめての方へ 「ELYZA LLM」の利用方法
Perplexity(パープレキシティ)※情報検索AI
- 概要:PerplexityAI社によって提供されている生成AIサービス。
最新の情報を検索し、回答を生成。プロンプトを入力すると、
回答よりも先に参照したWebサイトが表示されるのが特徴の1つ。
- アクセス:サインインせずに利用可能。 → Perplexityにアクセス
🔰はじめての方へ 「Perplexity」の利用方法
Genspark(ジェンスパーク)※情報検索AI
- 概要:MainFunc社によって提供されている生成AIサービス。
信頼性の高い情報を提供してくれる。
プロンプトを入力すると、回答としてまとめのウェブページを生成する。
- アクセス:サインインせずに利用可能。 → Gensparkにアクセス
🔰はじめての方へ 「Genspark」の利用方法
Felo(フェロ)※情報検索AI
- 概要:日本発。Sparticle株式会社によって提供されている生成AIサービス。
回答からプレゼンテーションやマインドマップが生成できる。
- アクセス:サインインせずに利用可能。 → Feloにアクセス
🔰はじめての方へ 「Felo」の利用方法
Shodo(ショドー)※AI校正サービス
- 概要:株式会社ゼンプロダクツによって提供されているAI校正サービス。
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。 → Shodoにアクセス
🔰はじめての方へ 「Shodo」の利用方法3.主な画像生成AIと利用方法
「Adobe Firefly」「Adobe Express」「Image Creator from Microsoft Designer」「Microsoft Designer」「Stable Diffusion Online」「Canva」「Midjourney」 「Ideogram」を紹介。 Adobe Firefly
- 概要:Adobe社によって提供されている「画像生成AI」。
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。
→ Adobe Firefly にアクセス 🔰はじめての方へ 「Adobe Firefly(無料版)」の利用方法
Adobe Express
- 概要:Adobe社によって提供されているオールインワンデザインアプリ。
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。
→ Adobe Express にアクセス 🔰はじめての方へ 「Adobe Express」で画像を生成する方法
★以下にMicrosoft提供のサービスを2つ紹介していますが「Microsoft Copilot」でも画像生成は可能です。
→「Microsoft Copilot Web版」の利用方法
Image Creator from Microsoft Designer
※旧名「Bing Image Creator」。
- 概要:Microsoft社によって提供されている「画像生成AI」。
- アクセス:本学Office365アカウントでサインイン。
→ Image Creator from Microsoft Designer にアクセス
Microsoft Designer
- 概要:Microsoft社によって提供されている「画像生成AI」。
- アクセス:フリーのMicrosoftアカウントでサインイン。
→ Microsoft Designer にアクセス
Magic Eraser
- 概要:画像の中の不要なオブジェクトを削除する「画像生成AI」。
- アクセス:サインインせずに利用可能。
→ Magic Eraser にアクセス 🔰はじめての方へ 「Magic Eraser」画像から不要なものを消す方法
Stable Diffusion Online(ステーブル・ディフュージョン オンライン)
- 概要:Stable Diffusionはミュンヘン大学のCompVisグループが開発した
テキストから画像を生成する「画像生成AI」。
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。
→ Stable Diffusion Online にアクセス 🔰はじめての方へ 「Stable Diffusion Online」の利用方法
Canva(キャンバ)
- 概要:Canva(キャンバ)はオーストラリア発
パソコンやスマホで操作することができるオンラインデザインソフト
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。
→ Canva(キャンバ)にアクセス 🔰はじめての方へ 「 Canva(キャンバ)」の利用方法
Midjourney(ミッドジャーニー)
- 概要:Midjourneyはアメリカの研究所が提供する「画像生成AI」。
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。
→ Midjourney にアクセス 🔰はじめての方へ 「Midjourney」の利用方法
Ideogram(アイデオグラム)
- 概要:Ideogramは元Google Brain研究者によって設立された
企業が提供する「画像生成AI」。
- アクセス:本学のTKUメールアカウントでログイン。
→ Ideogram にアクセス 🔰はじめての方へ 「Ideogram(アイデオグラム)」の利用方法4.主な動画生成AIと利用方法
「Dream Machine」「PixVerse」を紹介。 Dream Machine
- 概要:Dream Machineはアメリカ発
テキストや画像から動画を生成する「動画生成AI」。
- アクセス:Googleアカウントでログイン。
→ Dream Machineにアクセス 🔰はじめての方へ 「Dream Machine」の利用方法
PixVerse
- 概要:PixVerseはAIsphereの提供
テキストや画像から動画を生成する「動画生成AI」。
- アクセス:Googleアカウントでログイン。
→ PixVerseにアクセス 🔰はじめての方へ 「PixVerse」の利用方法5.主な音楽生成AIと利用方法
「Stable Audio」を紹介。 Stable Audio(ステーブル オーディオ)
- 概要:Stable Audioは「Stability AI」が開発した
テキストプロンプトから音楽を生成する「音楽生成AI」。
- アクセス:Googleアカウントでログイン。
→ Stable Audioにアクセス 🔰はじめての方へ 「Stable Audio」の利用方法6.音声生成AI(テキスト読み上げ)の利用方法
「音読さん」「VOICE GATE」を紹介。 音読さん
- 概要:日本の会社が提供する「音声読み上げソフト」
テキスト入力を音声化する(会員登録なしで1ヶ月1000文字まで)。
複数の言語に対応、音声も豊富。
- アクセス:サインインせずに利用可能。
→ 音読さんにアクセス
VOICE GATE
- 概要:日本の動画制作会社が開発した「AI音声読み上げソフト」。
テキスト入力を音声化する(1回あたり500文字まで)。
複数の言語に対応し、違和感の少ない自然な音声を生成。
- アクセス:サインインせずに利用可能。
→ VOICE GATEにアクセス7.その他の生成AIの利用方法
「DeepL Write」「GPTexcel」「AIで生成した文章かどうかチェックする方法(目安として)」
「AIで生成した画像かどうかチェックする方法(目安として)」「AIでアバターを作成する方法」「LUMA AI(Genie)」を紹介。DeepL Write(文章作成アシストツール(英文等添削ツール))
- 概要:DeepL Writeはドイツの企業が開発した
文章作成アシストツール(英文等添削ツール)。
- アクセス:サインインせずに利用可能。
→ DeepL Writeにアクセス 🔰はじめての方へ 「DeepL Write」の利用方法
GPTexcel(関数用AI)
- 概要:GPTexcelは英国発のAIサービス。
AIを使って数式の生成、数式の内容を説明する機能がある。
- アクセス:Googleアカウントでログイン。
→ GPTexcelにアクセス 🔰はじめての方へ 「GPTexcel」の利用方法
AIで生成した文章かどうかチェックする方法(目安として)
- 概要:AIが生成した文章かどうかを判別するサービス。
- アクセス:Googleアカウントでログイン。
→ GPTZeroにアクセス 🔰はじめての方へ AIで生成した文章かどうかチェックする方法(目安として)
AIで生成した画像かどうかチェックする方法(目安として)
- 概要:AIが生成した画像かどうかを判別するサービス。
- アクセス:サインインせずに利用可能。
→ Hive AI-Generated Image Detectionにアクセス 🔰はじめての方へ AIで生成した画像かどうかチェックする方法(目安として)
AIでアバターを作成する方法
- 概要:AIアバターによる音声読み上げサービス。
- アクセス:Googleアカウントでログイン。
→ Vidnoz AIにアクセス 🔰はじめての方へ AIでアバターを作成する方法
「LUMA AI(Genie)」(3D生成AI)
- 概要:テキストから3D画像を生成する「3D生成AI」。
- アクセス:Googleアカウントでログイン。
→ LUMA AI(Genie)にアクセス 🔰はじめての方へ 「LUMA AI(Genie)」の利用方法
「TripoSR」(3D生成AI)
- 概要:Stablity AIと3Dモデル生成AIツールを開発するTripoが提供する「3D生成AI」。
画像から3D画像を生成する。
- アクセス:サインインせずに利用可能。
→ TripoSRにアクセス 🔰はじめての方へ 「TripoSR」の利用方法8.プロンプト例(活用事例)
※生成AIは常に進化しており、回答内容は都度変わっていきます。
【参考】複数の生成AIで比較してみました。(「ChatGPT(GPT-3.5)」「Gemini」「Microsoft Copilot」)
【生成AIの利用例】Excelの計算式をきいてみる 【生成AIの利用例】日本語から英語へ翻訳してみる 【生成AIの利用例】画像を生成してみる 【生成AIの利用例】キャッチコピーを作る 【生成AIの利用例】日本の総理大臣を聞いてみる 【生成AIの利用例】プランを立ててもらう
【参考リンク集】プロンプトの具体例をまとめたサイト。
Anthropic社「プロンプトライブラリ」 デジタル庁「投稿プロンプト一覧」 東京都「都職員のアイデアが詰まった文章生成AI活用事例集」 千葉県「生成 AI の利用ガイドライン 別冊プロンプト集」 神戸市「生成AIによる市役所の業務効率化 プロンプト事例集」 Promptia「ChatGPTなどの使い方がわかる!プロンプト文例集」 9.FAQ(よくある質問)
以下のQ&Aは、主に生成AIを利用して生成し、内容を修正等しています。
- 生成AIの主な用途は何ですか?
- 生成AIは、文章の自動作成、画像の自動生成、音楽やアートの創作、チャットボットの会話生成など、多岐にわたる用途があります。
- 生成AIはどのようにトレーニングされますか?
- 生成AIは、大量のデータセットを使用してトレーニングされます。言語モデルはデータのパターンを学習し、新しいデータを生成する能力を獲得します。
- 生成AIはどのように文章を生成しますか?
- 生成AIは、与えられた入力(プロンプト)に基づいて、次に来るべき単語やフレーズを予測しながら文章を生成します。これにより、一貫性のあるテキストが作成されます。
- 生成AIの倫理的な問題は何ですか?
- フェイクニュースの作成、著作権侵害、プライバシー侵害などの問題があります。
- テキスト生成AIを使って小説を書くことはできますか?
- テキスト生成AIは小説や詩、記事などの長文テキストを生成するのに利用できます。ただし、人間の監修や編集が必要な場合が多いです。
- 生成AIとチャットボットの違いは何ですか?
- 生成AIは新しいコンテンツを生成することに特化しており、チャットボットは特定のタスクや会話を行うことを目的としています。多くのチャットボットには生成AIが組み込まれています。
- 生成AIは翻訳にも利用できますか?
- 生成AIは自然言語処理技術を用いて、多言語間の翻訳を行うことができます。
- 生成AIは教育現場でどのように活用されていますか?
- 教材の自動生成、個別学習プランの作成、学習進捗の分析、対話型の学習支援ツールとしての利用等での活用が可能です。
- 利用の際に気をつけることはありますか。
- 以下の大学からの案内をよくお読みください。
「生成AIの利用について(2023年12月4日 東京経済大学)」
また、以下「8.参考」で紹介している各リンク先もご参照ください。10.参考
利用上の注意等(各省、団体より)
- 文部科学省「大学・高専における生成 AI の教学面の取扱いについて」
- 総務省「ChatGPT 等の生成AI の業務利用について」
- 個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について」(注意喚起のチラシ)
- 日本私立大学連盟「大学教育における生成AIの活用に向けたチェックリスト」
- 私立大学情報教育協会「生成系 AI 使用ガイドライン」
- 一般社団法人 日本デイープラーニング協会「生成AIの利用ガイドライン」
著作権関連(文化庁より)
- AIと著作権の関係等について ※PDF 1枚。
- 令和5年度 著作権セミナー「A I と著作権」 ※PDF 64枚。
- 上記セミナーの動画 ※約1時間。